「施設看護はスキルが落ちる?」救急外来から老健・ナーシングホームへ移った私の本音

「施設看護はスキルが落ちる?」救急外来から老健・ナーシングホームへ移った私の本音

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コラム
こんにちは、看護師のみこです。
病院から施設(老健やナーシングホームなど)への転職を考えたとき、多くの看護師さんが一度は不安に思うことがあります。
それが、「施設に行くと医療行為が減って、看護師としてのスキルが落ちてしまうのではないか」ということです。
実は、救急外来で4年間勤務していた私も、まったく同じ不安を抱えていました。「これまで必死に身につけてきた急性期の知識や手技が、すべて無駄になってしまうのではないか」と、一歩を踏み出すのが本当に怖かったです。

しかし、実際にナーシングホームで2年間、そして現在の老健で働いてみて、その考えは大きく変わりました。
確かに、点滴や人工呼吸器の管理、急変対応といった「緊迫した医療手技」の頻度は病院より少なくなります。ですが、施設看護には病院とは異なる「別の高いスキル」が求められることに気づいたのです。

施設は病院とは違い、医師が常にすぐ隣にいるわけではありません。
実際、私が施設で勤務しているときにも、ある利用者様の様子を見て「いつもと状態が違う、これは緊急性があるかもしれない」と判断する場面がありました。
病院のようにすぐ検査ができる環境ではない中で、これまでの経験を総動員してアセスメントを行い、結果的に救急搬送となって無事に一命を取り留めた、という経験があります。
このとき、「救急外来での4年間で培った見極めの力(トリアージ)は、施設でも形を変えて誰かの命を救う最大の武器になるんだ」と強く実感しました。

施設看護で求められるのは、
・いつもと違う「なんとなくおかしい」を察知するアセスメント力
・病院のように医師がすぐ隣にいない環境での判断力
・利用者様やご家族、介護職など多職種との信頼関係を築くコミュニケーション力

これらは、機械の数値に頼るのではなく、看護師としての「目」と「経験」をフルに活かす、非常に奥が深いスキルです。
急性期病院でのバタバタした毎日に疲れてしまっても、あなたがこれまで培ってきた看護の基盤は決して消えません。むしろ、施設だからこそ、その経験を活かして利用者様にじっくり寄り添う看護が実践できます。

「施設看護の仕事内容って実際どんなスケジュール?」
「私の経歴でも施設で馴染めるかな?」

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みこ◎元救外の看護師
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