ブログを書いたのに、作業の説明ばかりで終わってしまう。初めて読むお客様が何を知りたいのか、ひとりで考えていると分からなくなることがあります。記事を長くする前に、読者の疑問を一つだけ選んでみませんか。
この記事では、公開してよい自店の情報を材料に、AIと「よくある質問」を一問作ります。できるようになるのは、AIが出した質問をそのまま並べるのではなく、自分が根拠を持って答えられる一問を選ぶことです。
質問の候補づくりと、店として何を約束するかは別です。AIには前者を手伝ってもらい、回答に使う情報は店主が確認します。
■最初に、お店の確認済み情報を用意する
用意するのは、公開しているサービス説明や、自分で確認した案内文です。料金や対応機種、受付方法などは、古いメモではなく現在の内容と照合します。顧客の名前や連絡先、問い合わせの原文を、そのまま渡す必要はありません。
練習では、次の仮の情報を使います。実際のお店のサービス内容ではありません。
【説明用の仮の店舗情報】
・相談時は、機器全体の写真と型番が分かる写真を確認する。
・写真は相談内容の確認に使う。
・写真だけで作業の可否を確定するとは案内していない。
・料金、対応地域、対応機種の一覧は、この練習の材料に含めない。
この材料なら、例えば「相談するときは何の写真を用意すればよいですか?」には答えられます。一方、「うちの機種も必ず対応できますか?」に確約する材料はありません。
図:説明用の仮の店舗情報です。相談時の写真は案内できますが、対応可否の確約には追加確認が必要です。
■まずは質問だけをAIに出してもらう
文章を入力できるAIで、以下の依頼文と仮の店舗情報を続けて入力します。特定の製品の画面操作や、回答の正確さを保証するものではない一般的な練習です。
【コピーして使う依頼文】
初めて清掃を相談する人に向けて、以下の店舗情報から「よくある質問」の候補を三つ作ってください。
一つの質問で聞くことは一つにしてください。
各候補について、答えの根拠になる店舗情報を示してください。材料だけでは答えられない場合は「追加確認が必要」と書いてください。
この段階では回答文を作らず、料金や対応可否を推測しないでください。
店舗情報:ここに記入
先に質問だけを選ぶのは、関係のない説明が増えるのを避けるためです。「全部入りのFAQ」を一度に作る必要はありません。
図:確認済みの材料から質問候補を作り、根拠を見て一問を選びます。店としての約束は最後に店主が確かめます。
■店主が答えられる一問を選ぶ
候補が返ってきたら、読者に役立つかと、情報が足りているかを分けて見ます。役立ちそうでも、根拠がなければ今日公開する回答には使いません。
仮の店舗情報で「相談するときは、何の写真が必要ですか?」を選んだなら、「全体」と「型番」の二点が材料にあるかを照合します。AIが「設置場所も必須」と追加していた場合、こちらが渡した条件ではないので、勝手に採用しません。
読者の疑問を想像することはできますが、実際に何件も寄せられた質問だと書く根拠にはなりません。問い合わせ履歴を確認していない場合は、「相談前に知っておきたいこと」など、実績を装わない見出しにする方法もあります。
■選んだ質問にだけ、短く答えてもらう
質問が決まったら、次のように頼みます。
【回答を作る依頼文】
「相談するときは、何の写真が必要ですか?」への回答を二文で作ってください。
伝える内容は「機器全体の写真と型番が分かる写真を用意する」「写真は相談内容の確認に使う」です。
写真だけで作業可否が決まるという表現は入れないでください。ほかの質問や宣伝文は足さないでください。
説明用の文章例なら、「機器全体の写真と、型番が分かる写真をご用意ください。写真はご相談内容の確認に使用します。」という形にできます。これは仮の店舗情報による練習例で、実際の案内には自店の条件を使ってください。
もし「写真を送れば、その場で対応可否が分かります」と返ってきたら、そこだけを直します。
「その場で対応可否が分かるという条件は材料にありません。その一文を削り、写真の用途だけを残してください。」
長い回答が返った場合も、最初から全部やり直すのではなく、「必要な写真と用途だけ、二文に戻して」と変更する範囲を伝えます。
■記事に入れる前の小さな確認
最後に、質問と回答を続けて読みます。写真を聞いているのに料金の話へ広がっていないか、回答が自店の現在の受付方法と合っているかを確かめましょう。写真の案内には、個人情報や不要な私物が写らないようにする配慮も必要です。
店舗情報が変わったときに見直せるよう、何を根拠に書いたかを自分用のメモに残します。AIの出力を保存しただけでは、情報の確認やブログへの掲載は済んでいません。
今日は、既存記事を一つ読み、「初めて相談する人が迷いそうなこと」を一問だけ書いてみてください。答えられる材料があれば短い案内を作り、なければ未確認のまま保留にする。それだけでも、次に確かめることが具体的になります。
ひとり社長AIの「清掃店の写真と作業メモをブログにするAI制作セット」は、自分の材料から記事を考えるための入力例や確認手順をまとめたものです。AI本体、記事制作代行、個別支援は含みません。まずは今回の一問で、自店の言葉に整える練習をしてみてください。