見積書は元気、財布は寝込む。清掃案件の「粗利」を1回見よう

見積書は元気、財布は寝込む。清掃案件の「粗利」を1回見よう

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ビジネス・マーケティング
【以下は架空の案件です】

見積書「税抜41,000円です。どうです、立派でしょう」
財布「で、いくら残るの?」
見積書「その質問、聞こえないふりをしていいですか」

エアコン清掃2台を各12,000円、浴室清掃を16,000円、出張費を1,000円。合計は41,000円。ここまでは見積書が元気です。

直接原価も見てみます。エアコン1台あたり4,500円なので2台で9,000円。浴室が6,000円、出張の直接原価が500円。原価合計は15,500円です。

税抜売上41,000円 − 直接原価15,500円 = 粗利見込み25,500円。

「おっ、25,500円使える!」と財布を起こすのは少し早いです。ここから家賃、保険、車両費、広告費などの固定費も考えます。粗利は最終利益でも手取りでもありません。財布にはまだ寝ていてもらいましょう。

見積前に並べたいのは、①サービスごとの単価と数量、②案件にひもづく直接原価、③出張費と出張原価、④値引き、⑤適用する税率。項目を並べるだけでも「売上は大きいのに残りが小さい」に気づきやすくなります。

清掃業向けに、価格表の登録、顧客用の見積、粗利見込みの確認を同じファイルでできるExcelを作りました。顧客用シートには原価を表示しません。見積書と財布の仲直りにどうぞ。
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