団長の母親ねぇ、記憶を自分の都合の良いように改変するんだよ。
で、それを真実の記憶として保存する。
主治医に相談したら、専門用語で【記憶の選択制】っていうらしい。
一定数いて、病気とかではないんだってさ。
もう団長が物心ついた頃にはやっててね、
5歳の子供ながらに
「記憶なんて大事なものをいじるなんて、怖いことするなぁ~」と、
正直言って、将来ボケてもわからんぞこの人?って思ってた。
でも、こちとらアスペ。記憶お化けみたいなもん。
自分がいつ何を発言したかは、内容の良し悪しに関わらず覚えてる。
なのに言ってもいないことを、言ったことにされたり、その逆もあり。
で、こっちが現実はこうだと訂正すると、万年反抗期呼ばわりされる。
というわけで我が家では、
記憶改変するマミーVSほぼ記憶が映像のように脳に保存される団長、で
「こうだって!」「いや事実は違うこうだった!」と、
それはそれは、熾烈な争いが繰り広げられてきたんだ。
今思えば無駄な事この上ない。だって本人の中では真実なんだから。
だから、その記憶の仕方の癖を知ってからは、
おかしな話が出てきたら、返事を濁すようにしてる。
そうだっけ?あれー?忘れちゃった。みたいな。
でもこの先ボケて、わけわかんないこと言い出しても、
マジで区別つかんから、勘弁してぇって思ってる。
ちなみに団長は、この記憶の改変のことを、
ポッカリ記憶をほかった、の略で「ポカホンタス」って呼んでた。
天下のディ○ニーのポカホンタスとは全然関係ないよ、ごめん。
だから「またポカホンタスしてらぁ」って心の中で思ってた。
なのでもし、同じような境遇の人が居たら、伝えたい。
これ一生続くらしいから、付き合うだけ疲れるぞー?
こちらが折り合いをつけないといけない。
団長はここだからこっそり書くけど、
もうボケた時の練習だと思って会話している。母には悪いけど。
その方が、お互いに優しくなれるんだよ。