こんにちは。
美容室に行くのがちょっと苦手。
そんな方って、意外と多いんじゃないでしょうか。
髪を切ること自体が嫌なわけではなくて、
「美容師さんと何を話したらいいか分からない」
「ずっと話していないと気まずい気がする」
「人見知りだから緊張する」
「髪型の希望をうまく説明できない」
こういう理由で、美容室に行くのが少し億劫になってしまう。
美容師を20年やっていると、もちろん色々なお客様がいらっしゃいます。
たくさんお話ししたい方もいれば、静かに過ごしたい方もいます。
美容師側からすると、どちらでも大丈夫です。
今日は、美容室で会話するのが苦手な方に、美容師として伝えておきたいことを書いてみます。
無理に会話を続けなくても大丈夫です
まず一番伝えたいのはこれです。
美容室だからといって、ずっと美容師と話している必要はありません。
美容師から話しかけられたら、
「何か話さなきゃ」
と思ってしまう方もいるかもしれません。
でも、無理に話題を探さなくても大丈夫です。
雑誌を読んでもいいですし、スマホを見ていてもいい。
目を閉じてゆっくりしていてもいい。
美容室でどう過ごしたいかは、人それぞれです。
美容師側も、ある程度お客様の雰囲気を見ながら接客しています。
「今日は静かに過ごしたいのかな」
と感じれば、必要以上に話しかけない美容師も多いと思います。
なので、会話が途切れたからといって、
「気まずいな……」
と気にしなくて大丈夫ですよ。
ただ、髪について必要なことだけは伝えてほしい
会話は無理にしなくても大丈夫。
ただし、一つだけあります。
それが、
髪型について必要なこと。
ここだけは、できる範囲で伝えてもらえると助かります。
といっても、上手に説明する必要はありません。
例えば、
「短くなりすぎるのは嫌です」
「朝はあまりセットしません」
「仕事で髪を結びます」
「広がるのが気になります」
「前髪を作るか迷っています」
これくらいで十分です。
美容師は、そこから質問しながら髪型を一緒に考えていきます。
最初から完璧に、「○センチ切って、ここにレイヤーを入れて……」
「○センチ切って、ここにレイヤーを入れて……」
なんて説明できなくても全然問題ありません。
むしろ、それを一緒に整理するのもカウンセリングだと思っています。
「どうしたいですか?」が一番困るという方もいる
美容室に行って椅子に座る。
そして美容師から、
「今日はどうしますか?」
と聞かれる。
この瞬間が苦手という方もいると思います。
家では、
「あんな感じにしたいな」
「少し変えたいな」
と考えていたのに、
いざ聞かれると、
「えーっと……」
となってしまう。
そして結局、
「いつもと同じ感じでお願いします」
と言ってしまう。
これも珍しいことではありません。
そんなときは、
「まだ決まっていないので相談したいです」
と言ってしまって大丈夫です。
むしろ美容師としては、
「相談したい」
と言ってもらった方が質問しやすくなります。
「長さは変えても大丈夫ですか?」
「普段アイロンは使いますか?」
「結べる長さは必要ですか?」
「今、一番気になっているところはどこですか?」
そんな感じで、美容師側から聞くことができます。
写真を見せるだけでも十分です
「言葉で説明するのが苦手」
という方なら、写真を使うのもおすすめです。
スマホに保存しておいた髪型を見せて、
「こんな雰囲気が好きです」
これだけでも十分です。
以前の記事でも書きましたが、写真を見せることを恥ずかしがる必要はありません。
美容師はモデルさんの顔を見て、
「この人になりたいんだな」
と思っているわけではありません。
前髪だったり、
顔まわりだったり、
長さだったり、
毛先の感じだったり。
その写真のどこが好きなのか
を見ています。
もし言えそうなら、
「この前髪が好きです」
「このくらいの長さが好きです」
と一言付けてもらえると、さらに分かりやすいです。
美容師との雑談が苦手でも気にしなくていい
美容室って結構長い時間を過ごします。
カットだけならまだ短いですが、カラーやパーマをすると2時間、3時間になることもあります。
だから、
「こんなに長い時間、何を話せばいいんだろう」
と思う方もいますよね。
でも、ずっと話す必要はありません。
美容師との会話を楽しみたい方は、もちろんたくさん話してもらって大丈夫。
静かに過ごしたい方は、静かに過ごして大丈夫。
どちらが正解ということではありません。
私自身、美容師として大事なのは、
たくさん会話できたかではなく、その人が美容室で心地よく過ごせたか
だと思っています。
最初に「静かに過ごしたい」と伝えてもOK
もし、
「美容師さんに気を遣わせるかな……」
と思うのであれば、最初に言ってしまうのも一つです。
例えば、
「今日はゆっくり過ごしたくて」
「会話があまり得意じゃなくて」
くらいでも大丈夫です。
これを言われて嫌な気持ちになる必要はありません。
美容師としても、
「あ、今日はゆっくり過ごしたいんだな」
と分かるので、むしろ接客しやすくなることもあります。
もちろん、わざわざ言いたくなければ言う必要もありません。
美容室でうまく話せないなら、行く前に整理しておく
雑談はしなくても大丈夫。
ただ、
髪型の希望だけは伝えたい。
そこでおすすめなのが、美容室へ行く前に簡単にメモしておくことです。
例えば、
・短くなりすぎるのは嫌
・朝は5分くらいしかセットできない
・仕事では結びたい
・今は広がるのが一番気になる
・少し雰囲気を変えたい
これだけ。
美容室に行ったら、このメモを見ながら話してもいいです。
なんなら、そのまま美容師さんに見せてもいいと思います。
その方が無理にその場で考えなくて済みます。
「美容師さんに何て言えばいいか分からない」という方へ
私がココナラで髪型相談を始めた理由の一つも、ここにあります。
美容室でうまく話せない。
自分に似合う髪型が分からない。
写真はあるけど、この髪型が自分に合うか不安。
美容師さんにどう伝えればいいか分からない。
そんな方が、美容室へ行く前に一度ゆっくり考えられる場所があってもいいんじゃないかなと思いました。
美容師歴20年の経験から、髪質や毛量、クセ、普段のお手入れ、なりたい雰囲気などを聞きながら一緒に考えます。
そして最後には、
担当美容師さんにそのまま見せられる「オーダー文章」
にまとめます。
その場でうまく話そうとしなくても、その文章を見せてもらえれば大丈夫です。
もちろん、こちらの相談もテキストでのやり取りなので、電話やビデオ通話はありません。
美容室では「話さなきゃ」と思わなくて大丈夫
美容室は髪をきれいにする場所ですが、
同時に、少しゆっくり過ごす場所でもあると思っています。
話したい日は話す。
疲れている日は静かに過ごす。
スマホを見てもいい。
雑誌を読んでもいい。
眠たければ目を閉じてもいい。
美容師との雑談が苦手だからといって、美容室まで苦手になる必要はありません。
そして髪型についても、上手に説明しようとしなくて大丈夫です。
「うまく説明できないので相談したいです」
これだけでも十分です。
そこから一緒に考えるのも、美容師の仕事です。
美容室に行くことが、今より少し気楽になってもらえたら嬉しいです。