お店や会社のホームページを作るとき、「まだ写真がない」「イメージに合う写真を撮るのが難しい」ということはよくあります。そんなときに助かるのが、無料で使えるフリー素材の写真です。ただ、「無料」と書いてあっても、使い方には決まりがあります。あとで困らないために、使う前に確かめておきたいことを4つにまとめます。
■ 1. 商用利用ができるか
お店や会社のホームページは、商売のためのサイトなので「商用利用」にあたります。素材サイトの利用規約で、商用利用ができるかを必ず確かめます。
・商用利用OKか
・クレジット表記(写真の提供元の名前を書くこと)が必要か
・加工(切り抜き・文字入れ・色の調整)をしてよいか
同じサイトの中でも、写真ごとに条件が違うことがあります。ダウンロードしたページのURLと日付をメモしておくと、あとで確かめ直すときに安心です。
■ 2. 人が写っている写真は、使い道に気をつける
人物が写っている写真は、規約で使い方が制限されていることがあります。
・本人がそのサービスを使っている、勧めているように見える使い方
・「スタッフ」「お客様の声」のように、実在の人物と思わせる使い方
・誤解を招きやすい分野(健康・美容・お金など)での使用
特に、フリー素材の人物を「当店のスタッフです」「お客様です」のように見せるのは避けます。お客様をだますことになってしまうためです。
■ 3. 実際のお店と違いすぎないか
きれいな素材写真を並べると見栄えは良くなりますが、実際に来たお客様が「写真と全然違う」と感じると、かえって信頼を失います。
・お店の外観・店内・商品は、できるだけ自分で撮った写真を使う
・素材写真は、雰囲気を伝える背景や、イメージのカットにとどめる
・料理や商品の素材写真を使うときは「イメージです」と添える
自分で撮る写真は、スマホでも十分です。明るい時間に、窓の近くで撮るだけでも印象が変わります。
■ 4. ほかのお店とかぶりにくいものを選ぶ
人気の素材は、たくさんのサイトで使われています。トップの一番目立つ場所に、よく見かける写真を置くと「どこかで見たサイト」になりがちです。
・検索結果の1ページ目より、少し奥の写真から探す
・同じ写真家・同じシリーズの写真でそろえると、全体の雰囲気がまとまる
・文字を重ねたり、色味を少しそろえたりして、お店の色に合わせる
■ おわりに
フリー素材は、上手に使えば写真がまだそろっていないお店の強い味方です。「商用利用ができるか」「人物の使い方」「実際との違い」「かぶりにくさ」の4つを確かめてから使えば、安心してホームページに載せられます。
写真選びも含めてホームページを整えたい、という方は、お店の雰囲気や載せたい内容を教えていただければ、進め方をご相談させていただきます。