エントリーした後、決済で迷ったことはありませんか。
もう少し利益を伸ばしたい。
でも、今ある利益を減らしたくない。
決めていたところまで来たのに、もう少し待ちたくなる。
私がDynamic-Panelを作った理由の一つは、この「入った後の迷い」を減らしたかったからです。
こんにちは。ビリケンシストレ工房です。
今回は、MT5で使う半自動の決済・管理補助ツール「Dynamic-Panel」の話です。
■ルールを決めても、その場になると迷う
取引を始める前には、落ち着いて考えられます。
「ここまで来たら利益を確定する」
「この時間になったら終わりにする」
ところが、ポジションを持つと気持ちが変わります。
利益が出れば、もっと伸びそうに見える。
逆に動けば、戻ってくるまで待ちたくなる。
さらにポジションを追加したくなることもある。
自分で決めたルールなのに、守るのが難しい。
そこで、エントリーは自分で判断し、その後の決済や管理を補助する道具を作ろうと考えました。
■Dynamic-Panelに任せたいこと
Dynamic-Panelは、相場の先を予測するためのツールではありません。
私が求めたのは、取引中に迷いやすい操作を、あらかじめ決めた条件で補助してくれることでした。
利益確定の条件を設定する。
建値への移動を補助する。
トレールで利益を追う。
時間を区切って管理する。
こうした機能も、ただ増やせばよいわけではありません。
使うときに設定が分かるか。
必要な操作にすぐ手が届くか。
今、機能が有効なのか無効なのか。
取引中に使うものだからこそ、画面の分かりやすさも必要でした。
■作った本人も、ドタバタでした
「欲しい機能をAIに伝えて、コードを書いてもらえばできる」
最初は、そう簡単に考えていた部分もありました。
でも、実際に動かしてみると、確認することが次々に出てきます。
ボタンを押したときの動き。
数値を入力するときの状態。
設定を確定した後の表示。
一度OFFにした機能を、もう一度ONにする操作。
見た目ができていても、操作が思った通りになるとは限りません。
例えば、私がそろえたかったのは、黒がON、グレーがOFF、オレンジが数値入力中という状態です。
これが操作と一致しなければ、使う側は迷います。
「今、効いているのか?」
「これは入力中なのか?」
「設定は確定したのか?」
決済の迷いを減らすために作ったのに、ツールの操作で迷ったら困ります。
作って、動かして、直して、また確認する。
作った本人も、そんなドタバタを繰り返していました。
■機能の数より、使えること
開発していると、つい「あれも入れたい、これもできたら便利だ」と考えます。
ただ、機能が増えるほど、設定や確認も増えます。
必要な機能でも、操作が分かりにくければ使いづらい。
便利そうでも、自分の取引で使わなければ画面を占めるだけです。
そこで、何を残して、何を削るかも考えるようになりました。
目指したのは、取引中に使う自分が、状態を確認して操作できる形です。
■自分の判断を支える道具として
Dynamic-Panelを使えば、取引の結果が必ずよくなるという話ではありません。
エントリーの判断も、設定する条件も、自分で決める必要があります。
そのうえで、決めた条件に沿った決済や管理を補助する。
その場の気持ちでルールを変えてしまう場面を減らしたい。
私にとって、Dynamic-Panelはそのために作った道具です。
「どこで入るか」には時間をかけるけれど、「入った後にどう管理するか」で迷ってしまう。
そんな方は、ご自身の取引で、どの操作に迷いが出るかを一度振り返ってみてください。
私の場合は、その迷いがツールづくりの出発点になりました。
Dynamic-Panelの詳細や操作動画は、プロフィールの出品サービスからご覧いただけます。
ビリケンシストレ工房