ココナラに、1万円の本を出品しています。
そして今のところ……
売れてません(笑)。
1万円。
電子書籍として考えれば、決して安い金額ではありません。
「そんな値段で誰が買うんだ」
と思われても不思議ではないです。
自分でも、出品画面を見ながら少し思います。
でも、この本は最初から「本を作って売ろう」と思って始めたものではありませんでした。
始まりは、MT5で使う半自動の決済・管理補助ツール
Dynamic-Panel
を作ったことでした。
AIを使えば簡単に作れると思っていた
最初はかなり単純に考えていました。
分からないコードはAIに聞けばいい。
MQL5もAIに書いてもらえばいい。
画像もAIに作ってもらえばいい。
文章も手伝ってもらえばいい。
だったら、一人でもかなり楽に商品を作れるんじゃないか。
ところが実際は、
全然そんなことはありませんでした。
コードを一か所直すと、別の場所がおかしくなる。
「そこだけ直して」と言ったのに、なぜか他まで変わる。
一度決めた仕様が、次の修正で戻る。
画像では、同じ人物のはずなのに突然別人になる。
ページを直してほしいだけなのに、レイアウトそのものが変わる。
頼んでいないものまで増える。
「なんでそうなるんだよ」
ということの連続でした。
その失敗が、そのまま本の材料になった
普通なら、失敗したものは捨てます。
うまくいかなかった画像。
使えなかったコード。
やり直したページ。
でも途中から、
「これ、全部記録しておいたら面白いんじゃないか」
と思うようになりました。
成功した完成品だけを見ても、
どうやってそこまでたどり着いたのかは分かりません。
むしろ本当に役に立つのは、
「何をやったら失敗したのか」
「どこでAIが暴走したのか」
「どういう指示では通じなかったのか」
「人間側で何を固定しなければならなかったのか」
そういう部分なんじゃないかと思ったんです。
気づいたら127ページになっていた
そうして制作記録をまとめていった結果、
出来上がったのが
『AI×MQL5 売れる完成品を作るまで』
です。
約127ページあります。
ただし、これはMQL5のプログラムを最初から教える技術書ではありません。
「このコードを書けば完成します」
という本でもありません。
むしろ逆です。
AIを使ったのに、なぜこんなに苦労したのか。
そして、
それでもどうやって完成まで持っていったのか。
そこを中心にした制作実録です。
AIの成功談だけではありません
AI関連の話を見ると、
「これだけで簡単に作れました」
「数分で完成」
という話をよく見ます。
もちろん、本当にそういう使い方ができる場面もあると思います。
でも、少なくとも私の場合は違いました。
完成品として人に渡せるところまで持っていこうとすると、
比較する。
修正する。
仕様を決める。
失敗したものを捨てる。
元に戻す。
もう一度作る。
そして最後に、
「これで完成とする」
と人間が決める必要がありました。
AIが仕事をしてくれたのは間違いありません。
でもAIに全部任せたわけではありません。
むしろ、AIを使うほど人間側の判断が必要になる場面もありました。
では、なぜ1万円なのか
安い本ではありません。
なので、
「とりあえず買ってみよう」
という商品ではないと思っています。
逆に、
AIを使って何かを作っているけれど、
途中でぐちゃぐちゃになった。
何度直しても同じ失敗をする。
長い制作になると管理できなくなる。
そんな経験がある人には、
「ああ、これ自分だけじゃなかったんだ」
と思ってもらえる部分があるかもしれません。
何よりこの本は、
きれいな成功例だけを後から並べたものではなく、
実際に失敗しながら作った記録です。
だから私は、この形で残しておきたいと思いました。
まだ売れてません(笑)
というわけで、
ココナラで1万円。
今のところ、売れてません。
それはそれで現実です(笑)。
でも、せっかく作ったので、
このブログでは本の中にある失敗談や、
AIとのやり取りで分かったことも、
少しずつ紹介していこうと思います。
全部をブログに書いてしまったら本の意味がなくなるので、
ブログでは一つの出来事を少しずつ。
本では、その制作全体をまとめて読める形にしています。
AIを使えば簡単に完成する。
そんな話ではありません。
AIと一緒に、何度も失敗しながら完成まで持っていった。
そんな本です。
興味があれば、ココナラに出品している
『AI×MQL5 売れる完成品を作るまで』
も覗いてみてください。