恋をしていると、相手の表情や言葉がとても気になることがあります。
彼が笑っていれば、私も嬉しい。
彼が元気なら、安心する。
でも、彼が不機嫌だと、なんだか私まで苦しくなる。
彼が心を閉ざすと「私が何とかしなくちゃ」と思ってしまう。
そんなことはありませんか?
彼を見ているようで、自分を見ている
恋をしていると、私たちは相手を一生懸命に見つめます。
彼は今、何を考えているんだろう。
どうしてこんな態度をするんだろう。
私のことを、どう思っているんだろう。
でも、そんなときに、ふと立ち止まってみてください。
私は、彼を見ているのだろうか。それとも、彼の中に、自分自身を見ているのだろうか。
心理学では「投影」という言葉があります。
自分の中にある感情や思いを、相手を通して見てしまうことです。
もちろん、目の前の相手にはその人自身の気持ちがあります。だから、「相手は自分そのもの」という意味ではありません。
けれど、相手に強く反応している自分の心を見てみると、そこには、自分でも気づいていなかった何かが見つかることがあります。
「笑えないときに、笑わなくてもいい」
たとえば、目の前の人が不機嫌だったとします。その空気が苦しくて、なんとか笑わせようとする。機嫌を直してもらおうとする。自分まで明るく振る舞おうとする。でも、笑えないときに、無理に笑う必要はありません。
相手が不機嫌だからといって、あなたまで不機嫌の中に入っていく必要もありません。相手の気持ちを理解することと、相手の気持ちに巻き込まれることは、少し違うからです。
「今、彼はつらいのかもしれない」そう思いながら「でも、私は今ここにいていい」と思ってもいいのです。
相手の感情を尊重しながら、自分の心も尊重する。
その両方があっていいのだと思います。
それでも、放っておけないのはなぜだろう
では、それでも相手のことが気になってしまうのはどうしてでしょう。
「もう放っておけばいい」と思っても、やっぱり気になる……そばにいてあげたい……話を聞いてあげたい……少しでも笑ってほしい……
そんな気持ちが湧いてくることがあると思います。
それはもしかしたら、
目の前の相手の中に、自分自身を見ているからなのかもしれません。
昔の自分。
寂しかった自分。
誰かにわかってほしかった自分。
本当は助けてほしかった自分。
そんな自分の一部分が、目の前の相手を通してこちらを見ているように感じることがあります。
だから、放っておけないのかもしれません。
それは必ずしも悪いことではありません。
もしその行動が、「相手を自分の思い通りにしたい」からではなく「この人が少しでも楽になったらいいな」という愛から来ているのなら、その気持ちも、その行動も、必要なものなのかもしれません。
ただし、そのときにも、自分を置いていかないこと。
それだけは忘れないでいたいのです。
🃏タロットは「相手を見る」だけのものじゃない
私は、タロットにも似たようなところがあると思っています。
「彼は今、私のことをどう思っている?」そう思ってカードを引く。
出てきたカードを見て、「これは彼の気持ちだ」と考える。
もちろん、そこから相手との関係について考えていくことはできます。
でも、ときどき不思議なことがあります。
同じカードを見ても、そのときの自分によって心に引っかかるところが違うのです。ある日は、「彼のことを表しているカードだ」と思ったのに、別の日に見ると「これって、私のことかもしれない」と思う。
彼の気持ちを知りたくて引いたカードが、いつの間にか「あなたは、本当はどう感じているの?」と、自分に問いかけてくる。
そんなことがあります。
だから私は、タロットは相手の心を覗き見るためだけのものではなく、自分の心を映す鏡のように使うこともできると思っています。
カードに正解を決めてもらうのではなく、カードを見ながら、
「私は、このカードのどこに反応したんだろう?」
「どうしてこの言葉が気になったんだろう?」
「私は本当は、何を怖がっているんだろう?」と、自分に問いかけてみる。
そこから見えてくるものがあるのです。
🎨 恋する心のための小さな絵「投影」
今回、そんなことを考えながら一枚の絵を描きました。
タイトルは「投影」です。
人と人の間にあるもの。
相手を見つめる自分。
自分を見つめる相手。
その境目は、ときどき不思議なくらい曖昧になります。
この絵を描きながら、「目の前の相手は、あなた自身でもある」という言葉が浮かびました。
もちろん、相手と自分は別の人です。
相手には相手の人生があって、相手の心があります。
だからこそ、相手を変えようとする前に、私は今、何を感じているんだろう?
と、自分の内側を見る。
そこに戻ってくる。
そんな意味を、この絵に込めました。
自分にとって「心地よいところ」を選ぶ
恋愛をしていると、「相手のために何をするか」を考えることが多くなります。でも、ときどきは「私はどこにいると心地いい?」と考えてみてもいいのです。
静かな場所?
誰かと笑っている場所?
ひとりで過ごす時間?
好きなものに囲まれている場所?
安心して話せる人のそば?
何も決めなくていい場所?
自分の心が少し緩むところ。
呼吸が深くなるところ。
「ここにいていい」と思えるところ。
そういう場所を、自分で選んでいいのだと思います。
相手が笑っていないとき、あなたまで笑えなくなる必要はありません。
相手が不機嫌だからといって、あなたまで不機嫌の中に入る必要もありません。
それでも、そっと手を差し伸べたいと思うなら、その気持ちを大切にしてもいいと思います。それが愛から来る行動なのだとしたら、その行動にも意味があるのでしょう。
でも、その前に。
少しだけ、自分の心に戻ってみてほしいと思います。
私は今、どんな気持ちなんだろう。
私は、本当はどうしたいんだろう。
そして、
私は、どこにいると心地いいんだろう。
🌙 あなたにとって、心地よいところはどんなところですか?
恋をしていると、どうしても相手を見つめてしまいます。
だから、ときどきは、相手を見るのを少しだけやめて、自分の心を見る時間
を持ってみてもいい。
そこにいる自分を、置いていかないために。🌙
恋の答えを探しているときほど、自分の心に戻ってくることに意識を向けてみる。それは、相手を愛することをやめることではなく、自分自身も愛することなのかもしれません。
今回の絵「投影」が、あなたが自分の心を見つめるための
小さな鏡になったら嬉しいです。
そして、もしタロットリーディングをすることがあったら「彼はどう思っている?」だけではなく、「私は、このリーディングで何を感じた?」と、自分にも問いかけてみてくださいね。
あなたの中には、あなたにしか見つけられない答えがあります。
🌙
macadamoon
🎨 恋する心のための小さな絵「投影」
今回の絵は、『恋する心のための小さな絵』シリーズの一枚として
作品にしています。
一枚の絵を眺めながら、自分の心にそっと戻ってくる。
そんな時間を過ごしていただけたら嬉しいです。
▼恋する心のための小さな絵『投影』はこちら
🌙あなたのお便りを届けに来てください
恋をしていると「彼はどう思っているんだろう?」と、どうしても相手の心を知りたくなるものです。
でも、その問いの奥には「私は、本当はどうしたいんだろう?」
というもうひとつの問いが隠れているのかもしれません。
もし今、
彼の態度が気になっている。
どうしてこんなに心が揺れるのかわからない。
好きなのに、苦しい。
相手の気持ちばかり考えてしまう。
そんなふうに心の中がいっぱいになっていたら、よかったらその気持ちを
文章にして届けてください。
うまくまとまっていなくても大丈夫です。
誰にも言えなかったことも、
迷っていることも、
そのままの言葉で大丈夫。
いただいたお便りをもとに、私はタロットを引きます。
そしてカードを通して、あなたの心や、お相手との関係を一緒に見つめながら、一通の鑑定書にして、お返しします。
「彼はどう思っているんだろう?」という問いから始まっても、
鑑定書を読みながら「私は、本当はどうしたいんだろう?」と、自分自身の心にもそっと触れてもらえたら嬉しいです。
答えを誰かに決めてもらうのではなく、
あなた自身の心に戻ってくるための時間。
恋に迷ったとき、
少し立ち止まって、
自分の心を見つめる時間。
そんなひとときを、
ご一緒できたらと思っています。
🌙あなたのお便りを届けに来てください
macadamoon ✉️🌙
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