Google広告が不承認になり、広告文を直して再審査を出した。それでも通らない。
この状態が続いているなら、見直す場所は広告ではないかもしれません。
アドリペアラボです。
先日、1年以上配信が止まっていた広告を再開させました。それまでに出した再審査は4回、すべて不承認。広告の専門家がついていても解けていなかった案件です。
原因は広告文ではなく、広告のリンク先であるサイトの側にありました。
不承認の理由ごとの対処法は、すでに多くの解説記事があります。この記事では1点だけ、「広告を直しても変わらないとき、どこを見ればいいか」をお伝えします。
◆こんな状態ではありませんか
・広告文を直して再審査を出したが、同じ理由で落ちる
・広告を新しく作り直しても、また不承認になる
・代理店に「サイト側の問題だと思います」と言われたが、その先に進まない
・何を直せば通るのか、誰に聞けばいいのか分からない
◆Googleは広告と一緒に「リンク先」も審査しています
Google広告ポリシーヘルプの「広告の審査プロセスについて」では、審査の対象を「広告内のコンテンツ(広告見出し、説明文、キーワード、リンク先、画像や動画など)」と説明しています。
審査されるのは広告文だけではありません。クリックした先のページも含まれます。
同じヘルプの「リンク先の要件」というポリシーには、次のようなリンク先が問題になると書かれています。
・正しく機能していない、HTTPエラーコードを返す
・表示URLのドメインと最終ページURLが一致しない、別のドメインへリダイレクトする
・robots.txtのような除外ファイルでアクセスが制限され、クロールできない
こうした問題は、広告文をどれだけ整えても解消しません。直す対象がサイトの側にあるからです。
◆作り直しても通らないのはなぜか
「広告を新しく作り直したら通った」という話を聞くことがあります。原因が広告そのものにある場合なら、それで通ることもあるでしょう。
ただ、原因がリンク先のページにあるなら、新しい広告も同じページに向いている限り、同じところで引っかかります。
作り直しても、再審査を出しても結果が変わらない。そのときが、広告ではなくページの側を疑うタイミングです。
◆なぜ止まったままになりやすいのか
ここには、依頼先の谷間があります。
広告の運用を担当する人は、広告アカウントの中を見るのが仕事です。サイトのテンプレートを開いて直すことは、通常の業務範囲の外にあります。
一方、サイトを作った制作会社は、広告の審査基準を普段は見ていません。他社が作ったサイトの修正は「対応できません」と断られることも少なくありません。
どちらも手を抜いているわけではなく、それぞれの持ち場で正しく仕事をしています。その結果、「サイトを直さないと通らないのに、直せる人がいない」という状態が生まれます。
◆ご自身で確認できる3つのこと
専門的な作業に入る前に、まず確かめられることがあります。
1.広告の文言と、ページの記載が食い違っていないか
広告に書いた料金・実績・サービス内容と、リンク先ページの記載を並べて見てください。
ページを更新したときに、片方だけ古い情報のまま残っていることがあります。広告文だけ直しても、ページ側に古い記載が残っていれば食い違いは消えません。
2.リンク先のページが、正しく開けて、読める状態か
・広告のリンク先URLをスマートフォンとパソコンの両方で開き、エラーにならないか
・開いたときに、別のドメインへ飛ばされていないか
・サイトのアドレスの末尾に「/robots.txt」を付けて開き、「AdsBot-Google」という名前の下に「Disallow」と書かれていないか
robots.txtは制作途中の設定がそのまま残っていることがあります。読み方は書き方によって変わるので、気になる記載があっても自分で書き換えず、そのまま控えておいてください。
3.リンク先ページの「その先」も見る
私が扱った案件では、広告に設定したページそのものではなく、そこからメニューやリンクですぐにたどり着ける別のページが、原因の一つになっていました。
過去のブログ記事や、使わなくなったページに古い記載が残っていないかも確認してみてください。
ひとつ注意があります。何か見つかっても、あわててページを削除したり、まとめて書き換えたりしないでください。ページを消すと、ほかのページからのリンク切れや、検索結果への影響が出ることがあります。
何を直すかと同じくらい、どの順番で直すかが結果を左右します。冒頭の案件も、最終的に変えたのは直す順序でした。
◆それでも分からないときは
3つを確認しても原因が見えない。あるいは、見つかったけれどどう直せばいいか分からない。
その場合は、再審査をさらに重ねるより、一度立ち止まって原因を特定することをおすすめします。同じ状態のまま出し続けても、同じ結果が返ってくるだけだからです。
アドリペアラボでは、広告アカウントとサイトの両方を突き合わせて、何が原因で止まっているのか、次に何から手を付けるべきかを調査レポートにしてお渡ししています。他社が作ったサイトでも対応します。
審査を判断するのはGoogleですので、通ることをお約束はできません。ただ、原因が分からないまま再審査を繰り返す状態からは抜け出せます。
「そもそも対応できる案件なのか」だけのご相談も無料です。
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