Shopeeの国別利益比較|送料・手数料・為替をそろえて採算を確認する方法

Shopeeの国別利益比較|送料・手数料・為替をそろえて採算を確認する方法

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ビジネス・マーケティング
Shopeeで複数の国への販売を考えるとき、どの市場が最も利益を出しやすいのか気になる方も多いと思います。

同じ商品でも、販売先によって価格や送料、販売関連費、通貨が異なる場合があります。

そのため、販売価格だけを比較して出品先を決めると、想定した利益が
残らない可能性があります。

今回は、Shopeeの国別採算を比較するときに、何をそろえて確認すれば
よいのかを整理します。

1. 比較する商品と条件を統一する

最初に、比較対象となる商品を一つ決めます。

同じSKU、同じ販売数量を使い、商品サイズや梱包後の重量もそろえます。

例えば、国Aと国Bで異なる配送区分を利用している場合、送料の違いが
販売国によるものなのか、配送方法によるものなのか分かりにくくなります。

比較するときは、次の項目を記録します。

商品名とSKU

販売数量

商品サイズ・梱包後重量

仕入れ原価

販売先の国と通貨

配送方法

比較に含める費用

料金条件の確認日

まずは共通条件と、市場によって異なる条件を分けることが大切です。

2. 販売価格と費用を国ごとに整理する

次に、各市場で発生する費用を確認します。

Shopeeでは、対象市場、販売条件、参加する施策、配送方法などによって
適用される費用が変わる場合があります。

そのため、すべての市場に同じ手数料率や送料を当てはめないように
しましょう。

確認項目は次のとおりです。

販売に関する費用

販売関連費、値引き、クーポン、参加施策による負担など。

物流に関する費用

国内配送、国際配送、梱包資材、返送に伴う費用など。

決済・換算に関する費用

精算時の控除、換算条件、送金に伴う費用など。

実際の費用は、各市場の公式案内と自店の明細を照合して確認してください。

3. 売上が高い市場ほど儲かるとは限らない

例えば、国Aでは高い価格で販売できても、配送費や販売関連費の負担が
大きい場合があります。

一方、国Bでは販売価格が低くても、物流や控除の負担が小さければ、
残額が多くなる可能性があります。

比較では、売上から列挙した費用を差し引いた残額を同じ条件で計算します。

ただし、この残額は販売判断用の管理数値です。税務上の利益や実際に銀行へ入金される金額と同じではありません。

また、金額がまだ分からない費用は、0円として計算するのではなく
「未確認」として残します。

不明な条件を残したまま、確定した利益として順位を付けないように
しましょう。

4. 為替の影響を別に確認する

海外販売では、販売通貨と日本円の換算条件も重要です。

仕入れ前には参考為替レートを使って採算を計算する場合がありますが、
実際の精算時には異なる換算条件が適用されることもあります。

そのため、次の情報を分けて記録します。

販売先の通貨

試算時の参考レート

参考レートの確認日

実際の精算・換算条件

日本円での受取相当額

銀行への実際の着金額

また、基準の換算条件だけでなく、不利に変動した場合も仮定して試算
します。

この試算は為替を予測するものではなく、採算がどの程度の変動に
耐えられるかを確認するためのものです。

5. 値下げと返品の影響を確認する

商品を販売する際は、想定価格のまま売れるとは限りません。

競争状況によって値下げが必要になったり、販売後に返品が発生したりする
可能性もあります。

そのため、基準となる採算に加えて、次の条件を個別に確認します。

値下げした場合

販売価格を下げたとき、一件当たりの残額がどの程度減少するのか。

為替が不利に動いた場合

円換算した受取相当額が減少したとき、採算を維持できるのか。

返品が発生した場合

返金や返送などに伴う費用によって、どの程度の負担が生じるのか。

これらを一度に変更すると、何が残額へ影響したのか分かりにくくなります。

まずは条件を一つずつ変えて確認してください。

6. 入金期間と運用負担も比較する

国別の採算比較では、一件当たりの残額だけでなく、運用面も確認する必要があります。

例えば、残額が大きくても、入金までに時間がかかったり、返品・
問い合わせ対応の負担が大きかったりすると、事業全体の運営に影響する
可能性があります。

確認したいのは、次の項目です。

想定される販売数量

在庫として必要な資金

入金までの期間

発送や問い合わせの作業量

返品対応の負担

販売実績がない市場の数量は、予測や仮定であることを明確にして
おきましょう。

利益率だけで判断せず、資金と作業体制も含めて検討することが大切です。

まとめ|まずは2市場から比較する

Shopeeの国別採算を比較するときは、同じ商品・数量・費用範囲を
基準にして、販売価格、配送費、手数料、為替などを確認します。

いきなりすべての販売市場を比較する必要はありません。

まずは候補を2市場に絞り、未確認の費用や販売条件を整理しましょう。

そのうえで、少数の商品から販売条件と採算の検証を進めることで、
無理のない市場選定につなげられます。

※本記事は一般的な越境ECの採算比較方法を説明したものです。
実際のShopeeの料金・為替・販売実績を示すものではありません。
最新の公式条件と自店の明細をご確認ください。

※掲載画像はAI生成のイメージです。
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