問題意識から好きなことを見つける

問題意識から好きなことを見つける

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こんにちは!
記事に目を留めて頂きありがとうございます。
自己理解サポートコーチをしてます「カツヨシ」と申します。

僕は、心に悩みや不安を抱えている人や、「自分が何をしたいのか分からない」と感じている人の話を聴きながら、 自己理解や自己分析を通して、自分の気持ちや価値観を整理し、自分らしい生き方や進む方向を一緒に考えるサポートをしています。

今回は 「問題意識から好きなことを見つける」というテーマでブログを紹介します。

前回「好きなことを見つける15の質問」で好きなことを見つける質問と振り返りのブログを紹介しました。

ただ「好き」「興味がある」という視点だけだと、中々好きなことが思いつかないという場合もあると思います。

そこで今回は、他のアプローチから「好きなこと」を見つける方法をご紹介します。

問題意識から好きなことを見つける

「好きなこと」や「興味のある分野」を直接探そうとすると、頭が真っ白になってしまう人は少なくありません。

しかし、実はまったく別の角度からアプローチすることで、自分の中に眠る本当の「好き」や「目指したい目標」をスッキリ掘り起こす方法があります。

それが、日常で感じる「問題意識(違和感やモヤモヤ)」から逆算して好きなことを見つけるアプローチです。

なぜ問題意識に着目すると好きなことが見つかるのか、その仕組みと具体的な実践ワークを解説します。

1. 「好き」から探すのをやめよう!「問題意識」から探すアプローチとは?

やりたいこと探しで多くの人が陥りがちなのが、「自分の好きなことってなんだろう?」「どんな分野に興味があるんだろう?」と、ダイレクトに答えを求めようとすることです。

もちろん、直感的に「これが好き!」と言えるものがあれば問題ありません。

しかし、自分の関心が曖昧な時に「好きなこと」を捻り出そうとしても、なかなか浮かんできません。

そこで有効なのが、日常で自分が感じている「問題意識」から探すというアプローチです。

身の回り(仕事やプライベート)で起きる様々な出来事に対して、あなたが無意識に感じている「なんでこうなんだろう?」「もっとこうなればいいのに」「もったいないな」という引っ掛かりやモヤモヤ。
これが、「好きなこと」を教えてくれる最強の手がかりになります。

2. なぜ問題意識から「好きなこと」が分かるのか?(カラーバス効果の仕組み)

「問題意識を感じることと、好きなことは何の関係があるの?」と疑問に思うかもしれません。

実は「興味があるからこそ、人は問題意識を感じる」という心理的な仕組みが存在します。

私たちの日常では、日々無数の出来事が起きています。しかし、人は自分が全く興味のない出来事に対しては、心が動くこともなくスルーしてしまいます。

反対に、自分の「好きなこと」や「興味のある分野」に関連する出来事が起きると、無意識に心のフィルター(関心)が働き、違和感や問題意識としてキャッチするのです。

街中で「赤いもの」が急に見えるようになる現象と同じ

これは心理学で言う「カラーバス効果」と同じ現象です。

たとえば、「部屋の中にある赤いものを探してください」と言われると、それまで気にも留めていなかった「赤いペン」や「本の赤い背表紙」が急に目につくようになります。「白の車を買おうかな」と考えているとき、街中を走る白い車ばかりが目に飛び込んでくる、このような経験はありませんか。

これと同じように、あなたの脳は自分が興味のあるテーマに対して常にアンテナ(フィルター)を張っているのです。

そのテーマに関連する問題が起きた時に「もったいない」「なんとかしたい」という問題意識が生まれます。

3. 「問題意識」と「好きな分野」のつながり

イメージしやすいように、問題意識から「好きなこと」がわかる3つの具体例をご紹介します。

事例1:問題意識から芽生えた「自己理解」への興味
僕は、以前勤めていた職場で、新人指導員をしていた頃、中々仕事に興味を持ってくれなかったり、志望動機があやふやで入社してきた新人さんと向き合った時、いつも「どうして、こんなふわふわした気持ちで入社したんだろう?」「しっかり仕事に向き合ってほしいな!」「もっと自分に興味持って、自分に合った仕事をしてほしいな」と、いつも思っていました。

当時は「自己理解」を全く知りませんでしたが、「もっと自分に興味を持ってほしい」と相手に強い思いを持っていたからこそ、自己理解を知り、興味を持ってから、もっと勉強したいと思うようになった。
そんな心が動いた僕の体験事例です。

事例2:スポーツトレーナー時代の「習慣化」
スポーツトレーナーの経験のある人は、筋トレを教えていた際、「なかなか継続できない」というお客様の声に対し、「どうしたら継続できるようになるんだろう?自分に何ができるだろう?」と真剣に考え続けていました。

この人は「習慣化」というテーマに興味があるということで、相手に対し「どうしたら筋トレが習慣化するするだろう」といつも考えていたそうです。

その人は現在、健康管理に関するアドバイザーの仕事をしています。
僕は「習慣化」には興味がないので、このようなことを相手のために考えたことは一度もありません。

事例3:犬の糞放置問題と「街づくり」
ある人は、「自分には好きなことがない」と言っていたのですが、日常で「道の犬の糞が放置されている」ことに強い問題意識を感じていました。

単に嫌がるだけでなく、「どうしたら放置が減るか」「チョークで印をつけて日付を書けば、飼い主の意識が変わるのでは」と解決策まで考えて行動していたのです。

ここから、その人が「街づくりやルール作り・仕組み化」に深い興味を持っていることが分かりました。

このように、人によって引っかかる「問題意識」は全く異なります。
怒りやモヤモヤ、関心を感じる場所には、必ず「好きなこと」が眠っています。

4. 「問題意識」を整理すると、目指したい未来(目標)まで手に入る!

問題意識から好きなことを見つけることには、もう一つ大きなメリットがあります。それは、「自分がこれから目指すべき目標(ビジョン)」までセットで明確になるということです。

単に「習慣化が好き」と知るだけでは、次に何をすればいいか迷ってしまうことがあります。

しかし、「継続できない人が多すぎる」という問題意識から出発すれば、「継続できる人を増やしたい!」という明確な目標が生まれます。

問題意識:「〜な人が多すぎる」「〜な状態がもったいない」

目標・ビジョン:「〜な人を増やしたい!」「〜な状態を解決したい!」

すでに「自分の好きなこと」が分かっている人にとっても、問題意識を掘り起こすことで、自分の活動にどんな価値や目標を持たせるべきかがクリアになります。

5. 今日からできる!「問題意識ノートワーク」(実践アクションプラン)

最後に「好きなこと」と「目指す目標」を発掘するためのシンプルなノートワークをご紹介します。
ノートとペンを用意して、以下の2ステップを試してみて下さい。

【ステップ1】左側に「日常のモヤモヤ(問題意識)」を書き出す。仕事や日常で「もっとこうなればいいのに」「なんでみんなこうなんだろう」「もったいないな」と感じたことを箇条書きします。

【ステップ2】右側に「その裏にある好きな分野」を考えてつなげる。書き出した問題意識に対して、「なぜ自分はここに引っかかるんだろう?」「どんな分野に興味があるから気になったんだろう?」と考えて書き加えてみます。

例文
(左)SNSで感情的な批判ばかり起きているのが嫌だ!
(右)コミュニケーション・相互理解という分野に興味がある!

(左)業務マニュアルが分かりにくくて新人さんが困っている!
(右)マニュアル化・教育・分かりやすい文章表現に興味がある!

書き出してみると、「自分はこんなことにアンテナを張っていたんだ!」という意外な発見があるはずです。

まとめ:日常の違和感こそ、あなたの生き方を照らすサイン

「好きなこと」が思い浮かばない時は、無理にポジティブな答えを探す必要はありません。
あなたが日常で感じるちょっとした不満、違和感、モヤモヤといった「問題意識」にこそ、あなた固有の興味と情熱が隠れています。

自分の問題意識に耳を澄ませ、そこから「自分だけの好き」と「目指したい目標」を見つけてみましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。
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