こんにちは!
ブログに目を留めて頂きありがとうございます。
自己理解サポートコーチをしてます「カツヨシ」と申します。
僕は、心に悩みや不安を抱えている人や「自分が何をしたいのか分からない」と感じている人の話を聴きながら、 自己理解や自己分析を通して自分の気持ちや価値観を整理し、自分らしい生き方や進む方向を一緒に考えるサポートをしています。
今回は 「自己理解を深める20の質問と5つの軸」というテーマで記事を紹介します。
「自分の本当の強みや価値観がわからない」
「これからのキャリアや生き方、何を選択すればいいのか迷ってしまう」
「自己分析本を買って質問に答えてみたけれど、出てきたのは『目標達成』や『人の役に立つ』といった、どこかありきたりな言葉ばかりでしっくりこない」
そんな悩みを抱えてはいませんか?
20代〜30代は、転職、結婚、今後の働き方など、人生の大きな決断が次々と押し寄せる時期です。
「これだけは譲れない」という確固たる自分軸(価値観)を持っておきたいものですよね。
しかし、いざ「過去を振り返って価値観を探そう」と思うと、なんだか面倒くさかったり、昔の失敗や「黒歴史」とも言える恥ずかしい記憶がよみがえって辛くなったりして、途中で手が止まってしまう方も少なくありません。
まず結論からお伝えします。
過去の失敗や「黒歴史」とも言える恥ずかしい記憶、一見面倒に思える感情の揺れ動きの中にこそ、一生迷わなくなる「宝物(価値観)」が眠っています。
面倒だから、思い出すのが辛いからと避け続けていては、自分の価値観にはなかなか気づけません。
過去の自分と向き合うことが、自分らしい人生を見つける第一歩になります。
この記事では、浅い自己理解から抜け出すための「自己理解の3ステップ」と、価値観を掘り起こす「20の質問リスト」、そしてたくさん出てきたキーワードを一生使える「5つの軸」にギュッと整理する実践ワークを徹底解説します。
前回「自分らしい人生を歩むための『価値観』を見つけよう!」というテーマのブログを紹介させて頂き、今回は続編となります。
一緒に読んで頂けると理解しやすいと思いますので、ぜひノートとペンを用意して、自分自身を深く見つめ直してみましょう!
第1章:なぜ自己分析で「浅い答え」しか出ないのか?(自己理解の3ステップ)
自己分析ワークをやったことがある人の中で、もっとも多い失敗が「質問に対して大雑把に回答してしまうこと」です。
たとえば、「これまでで一番嬉しかった出来事は何ですか?」という質問に対して、以下のように答えてしまった経験はありませんか?
× 浅い回答の例>
「センター試験で目標の点数が取れたこと」
出来事のタイトルだけを大雑把に書いてしまうと、「目標に向かってがんばれたから嬉しかったんだな」と安易に解釈し、導き出される価値観も「目標達成」というどこか浅くありきたりな言葉になってしまいます。
これでは、自分の心が本当に何にワクワクし、何に満たされるのかという「本質的な価値観」までたどり着くことはできません。
では、どうすれば深い価値観にたどり着けるのでしょうか?
自己理解のプロセスは、必ず以下の「3ステップ」で進めるのが鉄則です。
【具体化】過去の体験を「詳細3つ」まで細かく書き出す
↓
【抽象化】詳細から「自分が大切にしているキーワード」を抽出する
↓
【未来への反映】見つかった価値観をこれからの選択基準にする
1つの体験から「詳細を3つ」書く技術
深い価値観を抽出するためには、出来事のタイトルだけでなく、「何がどう嬉しかったのか(楽しかったのか)」という詳細を3つ書き出すことが重要です。
先ほどのセンター試験の例を、「詳細3つ」まで具体化してみましょう。
詳細1: 自分で立てた勉強戦略が正しいと証明されたのが嬉しかった
詳細2: 他の誘惑を断ち切り、勉強に集中して結果を出せたのが嬉しかった
詳細3: 授業をまったく改善してくれない嫌いな先生を、自分のやり方で見返せたのが嬉しかった
同じ「センター試験で点数が取れた」という体験であっても、要素を3つに分解したことで、全く異なる感情の動きが見えてきます。
ここから価値観を「抽象化」してみると、多様なキーワードが浮かび上がってきます。
詳細1から: 戦略を立てて効率的に進めることが好き
→ 「戦略」「効率」
詳細2から: 1つのことに没頭して結果を出すことに幸せを感じる
→ 「集中」「結果」
詳細3から: 既存の古いやり方に縛られず、自分なりに工夫・改善することに誇りを感じる
→ 「工夫」「改善」
大雑把に振り返ったときには「目標達成」という一言で終わっていたものが、具体化することで「効率」「戦略」「集中」「結果」「工夫」「改善」という、固有の価値観の候補がたくさん見つかるのです。
点と点が繋がり「一生モノの判断基準」になる
過去のさまざまな体験について、この「具体化→抽象化」を繰り返していくと、ある変化が起こります。
一見するとまったく別の出来事(例えば、部活の大会、文化祭の準備、仕事での成功体験など)であっても、「根底で満たされていた価値観は同じだったんだ!」という共通点が線で繋がる瞬間が訪れます。
過去の点が繋がると、「自分はどんな環境に身を置き、何を大切にして生きていけば幸せを感じられるのか」に絶対的な確信が持てるようになります。
これが、これからの転職や働き方、人生の選択で一生迷わなくなる「自分軸(一生モノの判断基準)」です。
第2章:あなたの宝物を掘り起こす「価値観発見質問リスト20選」
ここからは、過去・感情・未来の中に眠っている宝物を掘り起こすための「20の質問」をご紹介します。
黒歴史や思い出したくない記憶も、無理に消し去る必要はありません。
「なぜあのとき傷ついたのか?」「何に葛藤していたのか?」の裏側にこそ、あなたが本当に大切にしたい価値観が隠されています。
リラックスして、ノートに正直な気持ちを書き出してみてください。
【過去・体験を振り返る質問】
1.幼い頃や思春期に一番影響を与えた出来事は何ですか?
2.どんなときに「幸せ」を強く感じますか?
3.人からどんな言葉をかけられると嬉しいですか?
4.人からどんな言葉をかけられると傷つきますか?
5.これまでで一番努力した経験は何ですか?
6.あなたが誇りに思う経験は何ですか?
7.これまで読んできた本(漫画含む)の中で、一番好きな本は何ですか?どこが好き?
8.大きな決断をしたとき、何を基準に判断しましたか?
9.これまでで一番嬉しかった出来事は何ですか?
10.子どもの頃に夢中になっていたことは何ですか?
【現在・価値意識を探る質問】
11.今も変わらず好きなこと・興味のあることは何ですか?
12.「こういう人は尊敬できない」と思うのはどんな人ですか?
13.仲の良い(または仲の良かった)友人の好きな所はどこですか?
14.あなたが大切にしたい人間関係はどんな関係ですか?
15.今の時間の使い方は自分にとって意味を感じますか?足りないと感じる場合は何が足りないですか?
16.今はあるけれど、今後の人生には必要ないと思うものは何ですか?
【未来・人生の理想を描く質問】
17.死んだ後に、周りから「どんな人だった」と言われたいですか?
18.5年後の理想の自分は、どうなっていたいですか?
19.もし今すぐ全てを失ったとしても、守りたいものは何ですか?
20.【他者フィードバック】「自分は何を大事にしていると思う?」と親や友達に聞いてみてください(具体的なエピソードも添えて)。
※特に第20問は、自分では当たり前すぎて気づけない「客観的な価値観」を教えてくれる貴重な質問です。
第3章:【実践ケーススタディ】1つの問いから「真の価値観」を引き出すリアルワーク
「質問にどう答え、どう価値観を抜き出せばいいのか分からない」という方のために、実際に僕が質問に答えて価値観を抽出したリアルな例をご紹介します。
出来事や感情の動機から、どのような言葉が引き出されるのかを見てみましょう。
実践例:質問への回答と価値観の抽出
■ 質問2:どんなときに「幸せ」を強く感じますか?
人からお礼を言われたとき → 【感謝】【喜び】
人の役に立てたと実感できたとき → 【貢献】【成長】
好きな人と一緒にいるとき → 【安心】【絆】
やりたいことを時間を気にせずできるとき → 【自由】
自分自身の成長を感じたとき → 【成長】【自立】
■ 質問7:一番好きな本(漫画)は何ですか?どこが好き?
『ONE PIECE(ワンピース)』
仲間との強い絆や信頼関係に惹かれる → 【絆】【信頼】【仲間】
それぞれの個性が輝いているところが好き → 【個性】
どんな困難なことにも挑戦し、冒険を楽しむ姿勢 → 【挑戦】【冒険】
■ 質問18:5年後の理想の自分は、どうなっていたい?
お金持ちになって時間に縛られず自由に暮らしたい → 【自由】【自立】
仕事を通して困っている人を助けたい → 【貢献】【喜び】【信念】
たくさん海外旅行に行って色んな未知の体験をしたい → 【旅】【冒険】【刺激】
■ 質問20:親や友達に「自分は何を大事にしていると思う?」と聞いてみた結果
「いつも人とじっくり向き合ってくれるよね」と言われた → 【親密】【調和】【誠実】
「自分のこだわりや個性を大事にしてるよね」と言われた → 【個性】【責任】【自分らしさ】【信念】
「お金にしっかりしてる(ちょっとケチ!笑)」と言われた → 自由な生活を守るための 【自由】
このように、1つの質問に対して感じたことや理由を丁寧に書き出していくことで、あなたの内側から次々と価値観のキーワードが溢れ出てきます。
第4章:増えすぎた価値観を「5つの核心軸」に整理する魔法のステップ
質問ワークを進めると、手元のノートにはたくさんの価値観キーワードが並ぶはずです。
しかしここで多くの方が、「キーワードがいっぱい出すぎて、結局自分が何を一番大事にすればいいのか分からなくなった…」という壁にぶち当たります。
抽出した大量のキーワードは、整理して絞り込んでこそ、日々の選択に使える「実践的なツール」になります。
以下の2ステップでスマートにまとめましょう!
ステップ①:抽出したキーワードをグループ分けする
まずは、出てきたキーワードの中から似た意味を持つものをカテゴリーごとにまとめます。
【集まったキーワード一覧】
貢献・安心・絆・自由・成長・自立・信頼・仲間・個性・挑戦・冒険・ポジティブ・旅・刺激・親密・調和・自分らしさ・責任・誠実・信念
これを属性ごとに分けると、以下のようになります。
グループカテゴリ含まれる価値観キーワード
・人間関係系
絆、信頼、仲間、親密、調和、安心、貢献・喜び・誠実
・自己成長・挑戦系
成長、挑戦、冒険、刺激、旅・信念
・ライフスタイル・姿勢系
自由、個性、ポジティブ・自立・自分らしさ・責任
ステップ②:代表キーワード(5本の軸)に集約する
グループ分けができたら、各グループの核となる「代表キーワード」を選び、最終的に「5本の軸」に絞り込みます。
代表キーワード(5本の軸)含まれる意味・サブキーワードあなたにとっての具体的な価値観の意味
1.自立(生き方の軸)→自由・責任
・他人や環境に振り回されず、自分の意思と選択で、自分らしく自由に生きる。
2. 挑戦(自己実現の軸)→成長、挑戦、冒険、刺激、旅
・現状にとどまらず、新しい体験や未知の環境へ挑戦し、自分を高め続ける
3.仲間(人間関係の軸)→絆仲間、信頼、親密、調和、安心・貢献、個性
・心から信頼できる仲間と深い絆を築き、調和と安心感のある関係を大切にする
4. 信念(行動基準の軸)→信頼・喜び・貢献
・自分の強みや能力を活かして人の役に立ち、信頼し合い、喜びや感謝を分かち合える関係を築く。
5. 誠実(人生姿勢の軸)→自分らしさ・ポジティブ
・自分にも他人にも嘘をつかず、どんな人にも真摯に向き合う。困難な状況も前向きに受け止め、自分らしく人生を楽しむ。
このように「5本の軸」にまとめることで、頭の中がスッキリと整理され、「自分が人生で最も大切にしたい優先順位」が明確になります。
第5章:見つけた「自分軸」をこれからのキャリアに活かす方法
苦労して導き出した5つの価値観の軸は、あなたの人生を導く「コンパス(羅針盤)」です。
漠然と毎日を過ごしたり、他人の意見や世間の流行に流されたりしそうになったときは、この5つの軸と照らし合わせてみてください。
キャリアや転職の決断に活かす
例えば、給料が良くても「自由」や「挑戦」が一切ない環境では、あなたはストレスを感じてしまいます。
逆に、「人の役に立っている実感(貢献)」があり、「成長」や「信頼できる仲間(絆)」がいる職場であれば、多少の困難があっても生き生きと働くことができます。
人間関係の選択に活かす
誰と時間を過ごすか迷ったとき、「絆」や「ポジティブ」「調和」を共有できる人と優先的に関わることで、無駄な人間関係のストレスから解放されます。
自己理解ワークの作業自体は、過去と向き合う時間も必要であり、決して楽なものではありません。
しかし、一度この「判断基準」を手に入れてしまえば、これから先の人生で迷う時間は圧倒的に減り、自分らしい選択に自信が持てるようになります。
おわりに:過去の記憶を「これからの糧」に変えて踏み出そう
自己理解とは、単なる性格診断ではありません。
過去の嬉しかった経験はもちろん、時に思い出したくないような苦い経験や「黒歴史」の中に眠っていた自分の本音をすくい上げ、光をあてる作業です。
あなたがこれまで歩んできた道のりの全てに、無駄なものは一つもありません。
過去の体験を「具体化(詳細3つ)」する
そこから共通する価値観を「抽象化」する
浮き彫りになった軸を「未来への選択」に落とし込む
このステップを踏み、20の質問と5軸の整理ワークに取り組むことで、あなたの手元には一生モノの「自分軸」が残ります。
ぜひ、今日からノートを開き、あなただけの宝物を見つけ出す第一歩を踏み出してください!
最後までご覧いただきありがとうございました。
(※ココナラブログ記事としてお読みいただき「もっと深く自分の価値観を言語化したい」「一緒に自分軸を整理したい」と感じた方は、ぜひコメントや相談サービスをご活用ください!)