園のお迎えの時間。
少し早く着いて門の前で待っていると、
いつものママたちが、楽しそうに輪になって話している。
「この前のランチ、楽しかったね」
「次はみんなで〇〇行こうよ」
自分が知らない話が、どんどん進んでいく。
声をかけようか迷って、タイミングを逃して。
気づけば、用もないのにスマホを取り出して、
画面を見ているふりをしている。
子どもが出てくるまでの数分間が、
ものすごく長く感じる。
公園や児童館でも、同じような思いをしたことはありませんか?
子どもは楽しそうに遊んでいるのに、
ママである自分だけが、どこにも居場所がない。
まるで、言葉の分からない国にひとりで来てしまったような気持ち。
そして帰り道。
子どもの手を引きながら、こんなふうに思ってしまう。
「私って、なんでうまく話せないんだろう」
「感じ悪いって思われたかな」
「私のせいで、子どもまで仲間外れになったらどうしよう」
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でもね、まず最初に伝えさせてください。
あの居心地の悪い時間を、
子どもの前で笑顔を崩さずに過ごしたあなたは、本当によく頑張りました。
輪に入れなかったことは、失敗ではありません。
「子どもに嫌な思いをさせたくない」
「周りの空気を壊したくない」
そう思って、一生懸命その場に立っていた。
それは、あなたの優しさと思いやりの表れなんです。
すでにできあがっているママのグループには、
何度も一緒に過ごしてきた時間や、共通の話題があります。
そこにあとから入るのは、誰にとっても緊張するもの。
すぐに打ち解けられないのは、当たり前のことなんですよ。
あなたが話し下手だからでも、魅力がないからでもありません。
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保育士として7年間、たくさんの親子を見てきた中で、
私が感じてきたことがあります。
ママ友の輪に入れずに悩むママほど、
周りの人の気持ちや、その場の空気に敏感で、
とても気配りができる人が多いんです。
そして、子どもたちを見ていて分かることがもうひとつ。
子どもにとって大切なのは、
ママが誰と仲良くしているかではありません。
自分を見守ってくれるママの目が、ちゃんとそこにあることなんです。
だから、ママ友がいないことで、
子どもに申し訳ないと思わなくて大丈夫ですよ。
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もしまた、同じような場面があったら、
無理に輪の中に入ろうとしなくて大丈夫です。
「今日は、子どもが遊ぶ姿をじっくり見る日」
そう決めて、ベンチに座ってみてください。
話しかけられたら、笑顔で「こんにちは」を返すだけで十分。
会話を盛り上げようとしなくていいんです。
そして、家に帰ったら、
温かいお茶でも飲んで、張りつめていた肩の力をゆっくり抜いてくださいね。
「今日もよく頑張ったね」
そう、自分にひと声かけてあげてください。
あなたは、そのままで十分に素敵なママです。
今夜は、どうか心をゆっくり休ませてくださいね。
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「この寂しさ、誰かに聞いてほしい」
そんな夜は、私の電話でそっと吐き出してください。
アドバイスはしません。ただ、あなたの話を聴きます。
保育士歴7年・3児の母 / 頼るのが苦手なママの愚痴聞き係
▼【愚痴だけでもOK】また怒鳴っちゃった…自分に自己嫌悪してしまう夜に
※眠れない、涙が止まらない等の状態が2週間以上続いている場合は、心療内科や地域の保健センター等へのご相談もお試しください。
※「消えてしまいたい」と感じるほどつらいときは、24時間対応の「よりそいホットライン(0120-279-338)」に、「子どもを傷つけてしまいそう」なときは児童相談所虐待対応ダイヤル「189」に、遠慮なく頼ってください。
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