「家計簿をつけると、お金を使った金額が分かる」
もちろん、それも家計簿の大切な役割です。
でも私は、家計簿から分かることはそれだけではないと思っています。
大切なのは、
何に・どこで・どのくらい・何回お金を使っているのかを見ること。
私は、必要な支出情報だけでお金の使い方を見える化する、
「支出特化型家計簿」
という考え方で家計簿を作っています。
今回は、そんな家計簿を見ることで分かる5つのことをご紹介します。
① 1か月にいくら使ったのか
まず分かるのは、
1か月の支出総額です。
普段の買い物では、
「今日は1,000円くらい」
「これは500円だから大丈夫」
と、一回ごとの金額で考えることが多いと思います。
でも、1か月分をまとめると、
小さな支出も積み重なって大きな金額になります。
まず総額を知ることで、
「今月はこれくらい使ったんだ」
と、自分のお金の流れを確認できます。
② 何に多く使っているのか
次に見るのが、
カテゴリごとの支出です。
食費、日用品、交通費、趣味、衣服など。
総額だけでは分からなかった、
「何にお金を使っているのか」
が見えてきます。
私自身も家計簿を見返したことで、飲み物やお菓子など、普段はあまり意識していなかった支出が積み重なっていることに気づきました。
家計簿をつける目的は、すぐに何かを削ることではありません。
まず、
自分のお金の使い方を知ること。
そこから始めればいいと思っています。
③ どこで使っているのか
同じ食費でも、
スーパーで使っているのか。
コンビニで使っているのか。
ドラッグストアで使っているのか。
支払先まで見ると、さらに具体的になります。
例えば、
「コンビニで使っている金額が思ったより多い」
と分かれば、次に確認したいのが利用回数です。
ここが、私が家計簿を見るときに大切にしているポイントです。
④ 何回使っているのか
私は、金額だけでなく、
「回数」も見ることが大切
だと思っています。
例えばコンビニで1回500円。
一度だけなら、それほど大きな金額ではありません。
でも、
500円 × 20回なら10,000円です。
このとき、
「1万円使ってしまった」
だけで終わらせるのではなく、
「今月20回コンビニに寄っていた」
と見ることができます。
すると翌月は、
「コンビニを利用する回数を少し減らしてみよう」
という行動目標を立てやすくなります。
私自身も、飲み物やお菓子を完全に買わないようにしたわけではありません。
まずは、
コンビニに寄る回数を減らしてみる
ことから始めました。
実際にやってみると、思っていたほど苦にはなりませんでした。
⑤ 前月から何が変わったのか
家計簿を続けていくと、
前月との比較
もできるようになります。
食費が増えた。
コンビニの回数が減った。
日用品が今月だけ多かった。
こうした変化を見ることで、
「なぜ増えたのか」
「先月意識したことは続けられたのか」
を振り返ることができます。
私は、翌月の目標を金額だけで決めなくてもいいと思っています。
「食費を○円減らす」
ではなく、
「コンビニに寄る回数を少し減らす」
という目標でもいい。
自分に合った行動を一つ決めるだけでも、家計簿を見る意味はあると思います。
家計簿は、入力して終わりではありません
家計簿というと、
レシートを入力する。
金額を記録する。
それで終わりになりがちです。
でも、本当に大切なのは、
出来上がった家計簿を見る時間です。
何に使ったのか。
どこで使ったのか。
何回使ったのか。
先月と比べてどう変わったのか。
そうやって数字を見ていくことで、自分のお金の使い方が少しずつ見えてきます。
だから私は、
家計簿は「入力するためのもの」ではなく、「自分のお金の使い方を知るためのもの」
だと考えています。
そのために作っているのが、
必要な支出情報だけで、お金の使い方を見える化する「支出特化型家計簿」
です。
家計簿の入力に時間を使うより、
出来上がった数字を見て、
「来月はどうしよう」
と考える時間を大切にしてもらえたらと思っています。