黒沢嘉宣です。ご覧いただきありがとうございます!
大手外食チェーンでの店長やエリアマネージャーを経て
現在は店舗コンサルタントとして飲食・小売店の業績改善や販促支援を
行っています。これまでに100店舗以上の現場に足を運び
集客や業務効率化のサポートをさせていただきました。
数多くの現場に関わる中で私のコンサルタントとしての
大きなターニングポイントとなった出来事があります。
それはある売上の低迷に悩む飲食店を立て直そうと
意気込んでいた頃のことでした。
当時の私はデータ分析を徹底し、論理的に完璧なマニュアルや
改善策を作成すればどんな店でもすぐに良くなると信じ込んでいました。
しかし意気揚々と提案した新しいオペレーションや販促企画は、
現場のスタッフたちに受け入れられず、売上は一向に改善しませんでした。
それどころか現場の空気は冷え込み、スタッフの表情には疲労と不満の色が
濃くなっていました。
「なぜこんなに正しいデータと論理に基づいているのに、結果が出ないのか」と深く悩んだ末、私は自分のやり方を一度すべて手放すことにしました。
そしてパソコンを閉じ、毎日店の隅に立ち
アルバイトのスタッフやパートさんたちの動きをじっと観察し
小さな愚痴や日々の困りごとに耳を傾けました。
すると数字の裏にある「現場のリアルな歪み」や
「スタッフの心のすれ違い」がハッキリと見えてきたのです。
その日から私のコンサルティングのスタンスは180度変わりました。
机上の空論を押し付けるのではなく、現場のスタッフが主役となって
楽しく働ける環境をつくること
そして彼らの小さな「気づき」を引き出し
共に改善を楽しむことこそが最優先だと気づいたのです。
売れない店を立て直すために必要なのは冷たい正論ではなく、
現場の熱量に寄り添う泥臭い対話です。この経験があったからこそ
今では100店舗以上の現場で本当に求められる
実践的なサポートができるようになりました。
これからも現場目線を大切にし、関わるすべての店舗の活気と売上を
引き出すパートナーでありたいと思っています。
みなさんの職場では現場の声に耳を傾けるために
どんな工夫をされていますか?