AIで作った営業資料、商談に出す前に確認したい6つのポイント

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ビジネス・マーケティング
ChatGPTやClaudeで営業資料を作る人が増えました。数分で見た目の整った資料ができるので、とても便利です。

ただ、整って見えることと、商談で通用することは別です。AIが作った資料をそのまま出して、決裁者に「結局、何が言いたいの?」と聞かれた経験はありませんか。

私は人材・通信・メーカーの3業界で、法人営業をしてきた現役の営業です。営業事務がいない環境だったので、提案書も見積書もプレゼン資料も自分で作ってきました。今はAIも日常的に使っています。その中で、AIが作った資料を出す前に必ず見るポイントが6つあります。

■ 1. 結論が1ページ目で言い切れているか
AIは「背景→現状→課題→提案」と、教科書どおりの順番で並べがちです。決裁者が知りたいのは結論です。1ページ目だけを読んで、何を提案する資料か分かるかを確認します。見出しも「事実+だから何か」まで言い切れていると強くなります。

■ 2. 「うちの話」になっているか
AIの文章は一般論になりやすいです。「業務効率化が重要です」ではなく、相手の会社のどの業務で、何が困っているのかまで書けているかを見ます。会社名を入れ替えても成り立つ文章は、まだ弱いサインです。「〜が重要です」で終わる文が続くのも、AIっぽさが出やすいところです。

■ 3. 数字・固有名詞・最新情報を裏取りしたか
AIは、もっともらしい数字や名称をそのまま書くことがあります。学習した時点より新しい情報は、反映されていないこともあります。出典のない数字は、商談の場で聞き返されたときに答えられません。必ず自分の目で確認します。

■ 4. 順番と情報の取捨選択ができているか
情報が正しくても、順番が悪いと伝わりません。全部載せるのではなく、この相手に必要な情報だけを残します。ページを読み進める中で「で、結局どうなるの?」と思わせない流れかを確認します。

■ 5. 見た目を最後に全ページ目視したか
私自身、AIが作ったスライドで、日付の枠がはみ出して表示されていなかったことがありました。文字のあふれ、図のズレ、矢印の向きなどは、コードや文章だけでは気づけません。全ページを画像にして、人の目で確認する工程を入れています。

■ 6. 相手が社内で説明できて、次の一手まで書いてあるか
決裁者は、その資料を持って社内の誰かに説明します。説明しやすい構成か、そして「次に何をすればいいか」が最後に書いてあるかを確認します。ここが抜けている資料は、読まれて終わりになりがちです。

■ 最後に
AIに社名や個人情報、社外秘の内容を入れていないかも、出す前に確認してください。

AIは「たたき台を速く作る」のが得意です。一方で、「この相手に、この場で、何を言えば動くか」は、商談の現場を知っている人の目が必要な部分だと思っています。

AIで作った資料に自信が持てないときは、出す前にこの6つを見直してみてください。

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