こんにちは。セラピストのREIRAです。
日々セッションを行っていると、理由はわからないけれど、なぜか特定のものに対して強い恐怖や生きづらさを抱えている方に出会います。
今回は、雷鳴や突然の破裂音に長年悩まされていた香織さん(仮名)が、前世療法を通してその根本的な原因と向き合い、心を解放された素晴らしい体験談をご紹介しますね。
香織さんが私のサロンを訪れたのは、激しい雷雨が続いたある夏の日でした。
「昔から、雷の音や風船が割れるような突然の破裂音を聞くと、心臓が潰れるほどの激しい恐怖に襲われるんです。
生活にも支障が出ていて……」
深呼吸を繰り返しながらそう語る彼女の表情には、長年の疲弊が滲み出ていました。理由のわからない恐怖。
その根底にあるものに光をあてるため、私たちは催眠状態へと入り、前世の記憶を辿るセラピーを始めることにしました。
19世紀の戦場、そして一瞬の暗闇
ゆったりとした誘導で深いリラクゼーション状態へと入った香織さん。
前世の扉を開くと、彼女の意識は一瞬にして19世紀の戦場へと届きました。
「大砲の音が……すごいです。土煙が舞っていて、耳が痛いくらいの轟音が響いています……」
その世界で香織さんは、若く真っ直ぐな瞳をした志願兵でした。
ある日、彼が砦の警備についたその瞬間、突如として激しい爆音とともに一発の砲弾が飛来します。
「あ……!」
絶叫の暇もなく直撃を受け、激しい衝撃と強い恐怖の中で絶命した魂。
あの恐怖は、心ではなく肉体を離れてもなお「無意識の底」に強く深く刻み込まれていた魂の記憶だったのです。
光の「中間世」で受け取ったメッセージ
肉体を離れた彼女の魂は、戦場の喧騒を抜け、穏やかでまばゆい光に満ちた「中間世」へと上昇していきました。そこで待っていたのは、すべてを優しく包み込むハイヤーセルフ(高次元の自己)の存在です。
あたたかな光の中で、ハイヤーセルフは香織さんに優しく語りかけました。
「あの死は、恐れ続けるためのものではありません。
一瞬一瞬を懸命に生きること、そして平和を守る尊さを学ぶための魂の旅路でした。もう、その恐怖を手放しても大丈夫ですよ」
その言葉が魂に届いた瞬間、香織さんの頬を温かい涙が伝いました。
前世で残された「無念」と「衝撃」が、深い愛と理解によって優しく溶かされていくのが私にも伝わってきました。
静かな安心感とともに、今を生きる
「深く息を吸って……目覚めていきましょう」
覚醒の誘導を終え、目を開けた香織さんの瞳は、セッション前とは見違えるほど澄み切っていました。胸に手を当てながら、彼女は静かに微笑みました。
「あんなに怖かった音の意味が分かりました。
もう、私は守られているんだって……すごく安心しています」
長年彼女を縛り続けていた原因不明のトラウマは消え去り、そこには「今」というかけがえのない人生を力強く歩む、ひとりの女性の姿がありました。
前世から持ち越した恐怖は、決してあなたを苦しめるためだけのものではありません。それに気づき、手放す準備ができたとき、私たちの魂はより深い愛と癒やしへと向かうのです。