国税庁を名乗る迷惑メールが毎日届く件。件名だけでツッコミどころ満載でした

国税庁を名乗る迷惑メールが毎日届く件。件名だけでツッコミどころ満載でした

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法律・税務・士業全般
ここ数日、「国税庁」を名乗るメールが毎日届くようになりました。
でも私、税務署にメールアドレスを教えたことはありません。この時点でもう怪しいのですが、件名を見ているだけでツッコミが止まらないので、注意喚起も兼ねて記事にしてみます。


今日届いた2通


朝7時に「還付金の入金処理が完了しました」。
夕方5時に「控除対象となる支出に関するお知らせ」「還付申告の手続きが大幅に簡素化され…」。
入金が完了したのに、なぜ今から還付申告を勧めてくるのでしょうか。
しかも、私は1月末に確定申告し還付の連絡のハガキも受け取って、2月にすでに還付金を受け取り済みです。8か月遅れで「入金処理が完了しました」なんて、ありえません。

実録:私のもとに届いた怪しいメール「雑所得の申告漏れ」


昨日届いたのは、「雑所得の申告が漏れている」という内容でした。
去年はとあるサイトで数字入力の副業をしていました。収益は数百円。仕事用にテンキーを買ったら赤字になりました。雑所得の赤字は給与とは損益通算できないので、税金は1円も減りません。
それでも律儀に申告して、還付まで受けた私に「雑所得の申告漏れ」とは、どういうことやねん!

結局、相手は私の申告状況なんて何も知らず、誰にでも同じメールを無差別に送っているだけなんですよね。

件名だけでわかる怪しいポイント

・差出人の表示名が「国税庁」だけ(表示名は誰でも自由に設定できます)
・【重要】【要確認】で急がせてくる
・「【 重 要 】」の不自然な空白(迷惑メールフィルター対策によくある小細工)
・添付ファイル付き(開くとウイルス感染の恐れあり)
・還付したり、申告漏れを指摘したり、言っていることがバラバラ

本物の国税庁はどう言っているか


国税庁は、税金の納付や差押えに関してSMSやメールで連絡することはないと明言しています。また、メールを使うのは納税者が希望した場合のみで、同意なく送ることはないそうです。
e-Taxのお知らせも、ログインして「メッセージボックス」で確認するもの。メールの添付ファイルで届くことはありません。
詳しくは国税庁の注意喚起ページをご覧ください。


届いたらどうするか


私は中身を開かずに、毎日削除しています。開封するだけで「このアドレスは使われている」と相手に伝わり、迷惑メールが増えることがあるからです。

・開かない
・リンクを押さない、添付ファイルを開かない
・お金を払わない
・削除する

幸い、今回のメールはすべて迷惑メールフォルダに振り分けられていました。それでも件名に「還付」とあると、つい気になってしまう人もいると思います。
「国税庁からメールが来たら、まず疑う」。これだけ覚えておけば大丈夫です。

個人事業主やフリーランスの方は、還付や申告の話に心当たりがある分、こうしたメールに反応してしまいがちです。本物の税務の連絡は、メールの添付ファイルでは届きません。日々の記帳や申告の整理でお困りの方は、お気軽にご相談ください。
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