市場調査を「判断に使える比較表」へ変える方法

市場調査を「判断に使える比較表」へ変える方法

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ビジネス・マーケティング
市場調査や競合調査を依頼するとき、次のように伝えてしまうことはありませんか。

「競合について、できるだけ詳しく調べてください。」

この依頼でも情報は集められます。ただし、会社ごとに違う内容が並び、「結局どれを選べばよいか分からない」という結果になりやすいです。

そこで今回は、曖昧な依頼を、判断に使える比較表へ変える例をご紹介します。

【悪い依頼例】

「競合3社のサービスを詳しく調べてください。」

このままでは、何を決めたいのか、何を比べるのか、どの情報を信用するのかが決まっていません。調べる人によって、機能を中心にするか、価格を中心にするかも変わります。

【修正した依頼例】

「自社の基本プランに入れる機能を決めたいです。競合3社の公式ページを使い、月額料金、基本プランの主な機能、無料体験の有無を比較してください。各項目に出典URLと確認日を付け、見つからない情報は『確認できず』と書いてください。」

この形なら、調査する目的、対象、比較項目、情報源、分からなかった場合の書き方がそろいます。

【比較結果の書き方】

A社
・月額料金:5,000円
・主な機能:機能A、機能B
・無料体験:あり
・確認日:8月6日
・出典:公式料金ページ
・不明点:解約条件

B社
・月額料金:確認できず
・主な機能:機能A
・無料体験:確認できず
・確認日:8月6日
・出典:公式サービスページ
・不明点:料金、体験条件

表を埋めることだけを目的にせず、「確認できず」も残します。分からない情報を推測で埋めないことで、次に問い合わせる内容や追加で確認するページが見えます。

【事実と考察を分ける】

「公式ページに月額5,000円と書かれている」は事実です。一方、「初めての方が試しやすい価格だと思われる」は考察です。

同じ欄に混ぜず、事実、考察、確認できなかったことを分けると、読む人がどこまでを根拠として使えるか判断しやすくなります。

【依頼前に一文でまとめる】

最低限、次の形にすると調査範囲を確認しやすくなります。

「○○を決めるために、△社を、価格・機能・対象者の3項目で比較し、公式情報のURLと確認日を付けてください。」

情報の量よりも、「何を決めるために、同じ項目で何を確認したか」をそろえることが大切です。

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