毎月やってくる「集計の日」。支店や担当者から届くExcelの報告書をひとつずつ開いて、コピーして、貼り付けて、電卓で確かめて——気づけば半日が終わっている。そんな作業に心当たりはありませんか。
エクセルおまかせ工房と申します。毎月くり返すExcel作業を「ボタン一つで終わる」形にする仕事をしています。今日は、私が練習用に自作したデモツールを例に、「形式がバラバラなファイルの集計」がどう自動化できるかをご紹介します。
集計がつらいのは、量ではなく「バラバラさ」
デモでは、架空の3つの支店から届く月次売上報告書を用意しました。中身はこんな状態です。
・ファイル名の付け方が支店ごとに違う(「東京支店_2026年6月売上」「大阪支店6月」「名古屋営業所_売上報告(6月)」)
・列の名前がゆれている(「売上金額」「金額」「売上高」)
・単位が違う(円のところと千円のところがある)
・同じ取引が2行入っていることがある
実際の現場でも、つらいのはたいてい行数の多さではなく、この「バラバラさ」です。人間が毎回頭の中で変換しながら転記するので、時間もかかるしミスも出ます。
ボタン一つで起きること
作ったのは、マクロ付きのExcelファイルが1つだけ。フォルダに報告書を入れて集計ボタンを押すと、次のことが自動で走ります。
1. 3支店のファイルを順に開いて読み取る
2. 列名のゆれを吸収して同じ項目にそろえる
3. 千円単位のものは円に換算する
4. 重複らしき行に印を付ける(勝手に消さない)
5. 1枚の集計表にまとめる
手作業で半日かかっていた想定の作業が、数秒で終わります。
「勝手に決めない」ことにこだわっています
自動化で一番こわいのは、「気づかないうちに数字が変わっていた」です。そこで私は2つのことを徹底しています。
ひとつは、重複データを勝手に削除しないこと。印を付けるところまでを機械にやらせて、消すかどうかの判断は人に残します。
もうひとつは、検算シートを一緒に出すこと。支店ごとの合計を並べたシートを自動で作るので、いままでの手集計と突き合わせて「合っている」を確認してから使えます。納品時にも、こちらで動作検証した結果の数字を必ずご報告します。
こんな流れでお受けしています
①DMでご相談(いまの作業の流れを箇条書きでOK)
②実際のファイルを拝見(機密部分はダミーに置き換えて大丈夫です。形式が本物であることが大事です)
③「言われていないけれど決めないと作れないこと」(端数の扱い、重複の扱いなど)を文章でご相談してから作り始めます
パソコンが苦手な方こそ歓迎です。専門用語を使わずにやりとりしますので、「毎月これに時間を取られている」という作業があれば、お気軽にご相談ください。
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