1. 何から始めればいいのか分からないあなたへ
離婚したいと思っていても、何から手をつければいいのか分からず、毎日つらい気持ちを抱えたまま生活している人は少なくありません。
特に女性の場合、「お金がないから離婚できない」「子どもがいるから無理だ」と思い込んでしまい、行動できないまま時間だけが過ぎてしまうことがあります。
でも、離婚の準備は、いきなり大きなことをする必要はありません。
まずは 「自分の状況を安心して話せる場所を見つけること」 が最初の一歩です。
話すことで、自分が何に困っているのか、何が不安なのかが見えてきます。そして、相談したからといって、すぐに離婚を決める必要はありません。
相談は「情報を集めるための行動」です。
あなたのペースで進めて大丈夫です。
2. 無料で相談できる場所と、子どもがいる場合の手続き
日本には、離婚や家庭の問題を無料で相談できる場所がいくつもあります。お金がなくても利用できるので、安心して使えます。
●市区町村の「女性相談窓口」
役所には、女性のための相談窓口があります。
離婚、DV、モラハラ、子育てなど、幅広い相談ができます。
あなたの秘密は守られますので、安心してください。
●「法テラス」(無料法律相談)
国が運営している法律相談窓口です。
無料で弁護士に相談できます。
収入が少ない場合は、弁護士費用を立て替えてくれる制度もあります。
●「配偶者暴力相談支援センター」
DVだけでなく、離婚の進め方や避難の方法なども教えてくれます。 「夫に知られたら困る」という場合でも、秘密は守られます。
●子どもがいる場合の学校相談
スクールカウンセラーに相談できます。 子どもの心のケアについて話せますし、離婚を考えていることを話しても、学校から相手に連絡がいくことはありません。
■子どもがいる場合の役所や学校の手続き
離婚するとき、子どもがいると手続きが増えるため不安になる人が多いです。でも、流れを知っておけば心配はいりません。
主な手続きは次のとおりです。
離婚届の提出(役所)
戸籍の変更(役所)
児童扶養手当の申請(役所)
ひとり親家庭医療証の申請(役所)
学校への連絡(担任または事務室)
たとえば、児童扶養手当はひとり親家庭が受けられるお金の支援です。
毎月数万円が支給されることもあり、生活の助けになります。
医療証があれば、子どもの医療費が無料または安くなります。
学校への連絡は「家庭の状況が変わりました」と伝えるだけで大丈夫です。
離婚したからといって、子どもが不利になることはありません。
学校はあなたと子どもの味方です。
3. お金が理由で離婚をあきらめなくていい。今日できる小さな一歩
「離婚したいけれど、お金がないから無理」と思っている人は本当に多いです。
でも、実は国や自治体には、ひとり親を支える制度がたくさんあります。
たとえば、
児童扶養手当
ひとり親家庭医療証
保育料の減額
住居確保給付金(家賃の補助)
就職支援や職業訓練の無料講座
これらを使えば、経済的に立ち上がることができます。
あなたが思っているよりも、社会はひとり親を支える仕組みを
用意しています。
■安心して相談できる場所は必ずあります
今日できることは、次のような小さなことでも十分です。
役所の相談窓口に電話してみる
法テラスのサイトを見てみる
子どもの学校のカウンセラーを調べてみる
自分の気持ちを紙に書き出してみる
たったこれだけでも、心が軽くなることがあります。
あなたは一人ではありません。 相談できる場所は必ずあります。
お金が理由で離婚をあきらめる必要はありません。
あなたと子どもが安心して暮らせる未来は、必ず作ることができます。