ChatGPTにお手本を見せると回答が変わる?初心者向け「例の伝え方」をやさしく解説

ChatGPTにお手本を見せると回答が変わる?初心者向け「例の伝え方」をやさしく解説

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はじめに


ChatGPTに文章を書いてもらったとき、こんな経験はありませんか。

「なんとなく思っていたのと違う…」
「もう少しこんな感じにしてほしいのに、うまく言葉で説明できない」

「親しみやすくして」とお願いしても、思っていたのと違う雰囲気になってしまう。かといって、どう指示すればいいのか分からない。

そんなときに役立つのが、今回ご紹介する「お手本を見せる」という伝え方です。プロンプト(ChatGPTへの指示文)が苦手だと感じている方でも、すぐに試せる考え方なので、ぜひ最後まで読んでみてください。

ChatGPTには「お手本」を見せてもいい


ChatGPTとのやり取りというと、「質問する」「指示を出す」というイメージを持つ方が多いかもしれません。ですが、それだけではありません。

ChatGPTには、自分がイメージしている文章やタイトル、表現の「例」を一緒に見せることができます。「こんな感じにしてほしい」という具体的なサンプルを渡すことで、言葉だけでは伝えきれなかったニュアンスを共有しやすくなるのです。

これはChatGPTに限った話ではなく、Claude や Gemini など他の生成AIを使うときにも応用できる考え方です。生成AIとのやり取り全般に使えるコツとして覚えておくと便利です。

なぜお手本があると伝わりやすい?


「親しみやすい文章」「かっこいいタイトル」「分かりやすい説明」――これらの言葉は、人によってイメージするものがかなり違います。

例えば「親しみやすい」と言われても、
・友達に話しかけるようなくだけた言葉遣い
・丁寧だけど堅苦しくない言葉遣い
・絵文字を使った明るい雰囲気

など、思い浮かべる内容は人それぞれです。ChatGPTも同じで、抽象的な言葉だけでは、こちらが想像している方向性を正確に読み取ることができません。

そこで役立つのが「お手本」です。実際の文章例を見せることで、「こういう雰囲気にしてほしい」という方向性がぐっと伝わりやすくなります。言葉で説明する代わりに、見せて伝えるイメージです。

お手本が役立つ場面


お手本を見せる方法は、さまざまな場面で活用できます。

- **文章の雰囲気**:ブログ記事やコラムなどの文体
- **タイトル**:記事やコンテンツの見出し
- **見出し**:文章内の小見出しの付け方
- **SNS投稿**:X(旧Twitter)やInstagramの投稿文
- **メール**:ビジネスメールや案内文の言い回し

「なんとなくこんな感じの投稿をよく見るけど、自分では作れない」という場合にも、参考にしたい投稿の雰囲気を伝えることで、近いテイストの文章を作ってもらいやすくなります。

Before/After


実際の指示文を比べてみましょう。

**Before(お手本なし)**
「親しみやすい文章にしてください」

**After(お手本あり)**
「次の文章のような、初心者に話しかけるような親しみやすい雰囲気にしてください。
例:〇〇(参考にしたい文章を貼り付ける)」

Beforeの指示でも文章は作ってもらえますが、ChatGPTが独自に「親しみやすさ」を解釈するため、思っていたものとズレが生じやすくなります。一方Afterのように具体例を添えると、文体やテンポといった細かいニュアンスまで伝わりやすくなり、修正の手間が減ります。

お手本は長くなくてもいい


「お手本を見せる」と聞くと、しっかりした文章をたくさん準備しなければいけないと感じるかもしれません。ですが、そんなに身構える必要はありません。

1〜3文程度の短い例でも、十分に方向性を伝える助けになります。例えば「こんな書き出しが好き」という一文だけでも、ChatGPTはそこから文体や言葉選びのヒントを読み取ってくれます。

短くても構わないので、「これくらいの雰囲気」と伝わるサンプルを気軽に渡してみましょう。

「内容ではなく雰囲気を参考にして」と指定できる


お手本を見せるときに気をつけたいのが、「何を参考にしてほしいのか」を伝えることです。

例文をそのまま渡すと、ChatGPTがその内容自体を使ってしまうことがあります。そうではなく、文体や構成、雰囲気だけを参考にしてほしい場合は、

「内容ではなく、文章の雰囲気・言い回しだけを参考にしてください」

のように一言添えておくと、意図がより正確に伝わります。

お手本をそのままコピーさせない


ここで一つ大切な注意点があります。他人のブログ記事やSNS投稿、作品などをそのまま貼り付けて「これと同じものを作ってください」と依頼するのは避けましょう。

著作権やオリジナリティの観点から、既存の文章をそのまま模倣する使い方はおすすめできません。あくまで「雰囲気」や「構成」を参考にする程度にとどめ、内容やオリジナルの表現をそのまま流用しないよう意識することが大切です。

お手本を見せすぎる必要はない


「たくさん例を用意しないといけないのでは」と心配になる方もいるかもしれませんが、大量のお手本を準備する必要はありません。

先ほどお伝えした通り、短い例を1つ、多くても2〜3個程度で十分なことがほとんどです。「準備が大変そう」と感じて身構えなくても大丈夫です。まずは手元にある短い文章やメモを一つ試してみることから始めてみてください。

前回の記事とのつながり


前回の記事では、ChatGPTの回答がなんとなくズレていると感じたときに、最初から指示を書き直すのではなく、会話をしながら修正していく方法をご紹介しました。

今回のお手本の使い方は、その方法と組み合わせることでさらに効果を発揮します。

1. まずお手本を見せて指示を出す
2. 出てきた回答を確認する
3. まだズレていると感じたら、会話で修正していく

という流れです。最初からうまく伝えようと気負わず、「お手本を見せる→様子を見る→必要なら会話で調整する」くらいの気持ちで進めると、気軽にChatGPTとやり取りしやすくなります。

仕事で繰り返し使う場合


日常的に一度だけ使うのであれば、その都度お手本を見せる方法で十分です。

ただし、仕事などで「毎回同じような雰囲気・形式の文章を作りたい」という場合には、お手本や条件をあらかじめ整理してプロンプトに組み込んでおく、という考え方もあります。毎回ゼロから説明する手間を減らせるため、繰り返し同じ種類の文章を作る方には便利な方法です。

この記事では基本的な考え方の紹介にとどめますが、興味のある方は、業務内容に合わせてどのようにお手本や条件を整理すればよいか、専門家に相談してみるのも一つの方法です。

まとめ


言葉だけで完璧に説明しようとすると、どうしても難しく感じてしまいます。ですが、そんなときは無理に言葉を尽くさなくても大丈夫です。

「うまく言葉で説明できないなら、お手本を見せればいい」

この考え方さえ知っておけば、ChatGPTとのやり取りがぐっと気軽になります。生成AIは初心者の方にとって難しいものではありません。今回ご紹介した「例を見せる」という方法を、ぜひ次にChatGPTを使うときに試してみてください。

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お手本を見せるときの3つのポイント

1. **短くていい**:1〜3文程度の簡単な例で十分
2. **何を参考にしてほしいか伝える**:「内容ではなく雰囲気を参考に」と一言添える
3. **そのままコピーさせない**:他人の文章を丸ごと模倣させない

Before/Afterの簡単な比較

- Before:「親しみやすい文章にしてください」
- After:「次の文章のような、初心者に話しかけるような親しみやすい雰囲気にしてください。例:〇〇」


今回ご紹介した「お手本を見せる」方法は、日常的に使うぶんにはとても手軽です。一方で、お仕事などで「毎回同じ品質・同じ形式に整えたい」という場合は、業務内容に合わせてお手本や条件、出力形式などを整理したプロンプトをあらかじめ用意しておくと、やり取りの手間がぐっと減ります。「自分の仕事に合わせたプロンプトを作ってみたい」と感じた方は、オーダーメイドプロンプト作成サービスもぜひチェックしてみてください。
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