介護とお金のはなし

介護とお金のはなし

記事
コラム
介護資金についての問題と家族が準備しておきたいこと


親が認知症になったときに、

意外と多くのご家族が困るのが

「お金」と「手続き」の問題です。


親が認知症と診断されたら、

お金の管理や将来の備えについてを

どう考えたらよいか

ていねいに解説していきます。


こんにちは。

現役でケアマネジャーをしている みらべる800 です。

普段は高齢者介護の現場で、

日々たくさんのご家族の悩みに寄り添っています。


認知症とお金


「介護は何とかなる」と思っていても、

お金の問題は後回しにすると大きな

トラブルにつながることがあります。


元気なうちに準備しておくことで、

本人の希望を尊重しながら安心して

生活を続けることができます。



認知症が進行すると、

本人が自分でお金を管理することが

難しくなる場合があります。

(詐欺などにも狙われやすくなります。)


銀行での手続きや契約行為、

介護施設の入所契約など、

本人の判断能力が必要になる場面は少なくありません。


また、介護には思っている以上にお金がかかるもの。

介護保険サービスを利用した場合でも、

自己負担額が発生しますし、

紙おむつ代や配食サービスなど、

介護保険の対象外となる費用もあります。


そのため、

「いざ困ってから考える」のではなく、

「困る前に準備する」という

見かたをかえることが、とても大切。

家族と本人との話し合いから


まず確認しておきたいのは、

親の経済状況です。


年金はいくら受給しているのか。

預貯金はどのくらいあるのか。

公共料金の支払い方法はどうなっているのか。

保険に加入しているか。

借入金などはないか。

これらを家族が

全く把握していないケースは少なくありません。

認知症が進行してしまうと、

本人に確認したくても

答えられなくなってしまうことがあります。

介護にかかるお金


介護にかかる費用としては、

介護保険サービスの自己負担額

デイサービスの食費

福祉用具のレンタル費用

紙おむつなどの日用品

施設へ入所した場合の居住費や食費

などが考えられます。



お金の管理が難しくなった場合に備えて、

成年後見制度の利用を検討することもあります。

成年後見制度とは、

認知症などによって判断能力が低下した方に代わって、

財産管理や契約手続きを支援する制度です。

現場では、

「親の通帳が見つからない」

「キャッシュカードの暗証番号がわからない」

「施設の契約をしたいのに本人が手続きできない」

といった相談を受けることが少なくありません。

だからこそ、

認知症と診断されたら、

できるだけ早いうちに家族で話し合い、

お金の管理をしてみませんか。


まとめ



認知症の介護は、

身体的なケアだけでなく、

お金や手続きの準備も欠かせません。


親が元気なうちに経済状況を確認し、

将来の介護費用や財産管理に

ついて話し合っておくことが、

家族の負担を大きく減らすことができると思います。

次回は

「家族が無理をしないために大切なこと」について

おはなししようと思います。

前回のお話

お金のことはみなさん

ストレスですよね

そんな不安やモヤモヤに

寄り添います。



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