「ただ誰かに愚痴を聞いてほしい」と思うとき

「ただ誰かに愚痴を聞いてほしい」と思うとき

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以前、雑誌で人生相談のページを担当していました。

恋愛、人間関係、家族、仕事……。

多くの相談に触れていると、

「どうしたらいいか」ではなく、「ただ誰かに聞いてほしい」

という相談があることに気づきました。


「今日、職場でこんなことがあって腹が立った」

「あの人の言い方が本当に嫌だった」

「家に帰ってからも、なんだかモヤモヤする」

そんな話です。

でも、別にアドバイスがほしいわけではない。

「こうしたほうがいいよ」と言われたいわけでもない。

ただ、誰かに聞いてほしい。


もちろん、友人や家族に話せれば、それでいいのかもしれません。

でも、

「こんな愚痴を聞かせるのも悪いな」

と思うこともあります。

何度も同じ人の愚痴を言うのも気が引ける。

そもそも、電話で話すのが苦手という人もいます。


一方で、文章なら書ける。

話すと途中で何を言いたかったのかわからなくなってしまうけれど、文章なら自分のペースで書ける。

誰かに送るつもりで書いているうちに、

「自分、こんなに腹が立ってたんだな」

と気づくこともあります。


そして、書いたものに対して、

「それは腹が立ちますね」

「それは嫌だったでしょうね」

と返事が来る。

それだけでいいこともあります。

正しいかどうかを判断してほしいわけでもない。

解決策を教えてほしいわけでもない。

ただ、自分の話をちゃんと聞いてもらいたい。

そんなときです。


愚痴というのは、誰かに聞いてもらうだけでもいいものだと思います。

「そんなことで怒るなんて」

と否定される必要もない。

「こうすればいい」

と話を先に進める必要もない。

そのとき自分が感じたことを、そのまま誰かに受け取ってもらう。

それだけで、気持ちが少し軽くなることがあります。


今回、

「人生相談|愚痴を聞いて返信します」

というサービスを作りました。

愚痴でも、弱音でも、腹が立った話でも構いません。

文章で送っていただければ、きちんと読んで、こちらからも文章で返事を書きます。

電話ではありません。

文章がまとまっていなくても大丈夫です。

「ちょっと誰かに聞いてほしい」

そんなときに使ってもらえればと思っています。

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