私と乳がんの出会い(検診だけで安心してはいけない)

私と乳がんの出会い(検診だけで安心してはいけない)

記事
コラム
数年前のある日、たまたま湯船に浸かりながらセルフチェック
「ん?今なんかあったな」
乳輪の下縁、左人差し指の先に小さな何かが触れた

よくよく触るとこりこりした硬いしこり
楕円形
どう見ても小豆大の大きさ
直径は5㎜
まだ閉経していない・・嫌な予感がした
30代から毎年必ず人間ドックを受け、マンモグラフィーを撮ってたのにな

検査の結果、乳がんと判明した
治療方針は、乳房全摘+ホルモン剤内服

「がんだった、ショック」そう実感するより前に、仕事を休むことによる影響を最小限にしないと!と段取りに終始してしまった

悲しむこと、受け止めることを置き去りにした

で、どうなったか・・

術後2日目、夜中巡室してくる看護師の足音を聞きながら涙が出てきた
そこから一気に気持ちが落ちた

がんはstage1A
深刻な状態ではなかったが、それでも喪失感でいっぱいになった

医療従事者だからといって強いわけじゃない
患者の立場になって初めてわかること、感じることもたくさんある
もっともっと厳しい病状の方々もたくさん看てきた

今なら両方の立場から、ほんの少し誰かの役に立てると思う
話を聴いて、心から共感できると思う

もしこのブログを読んでいただいている方の中に、病気がわかって辛い気持ちを抱えている人がいるなら

泣いていいんです
なんで自分が、と怒ってもいい
つらいものはつらいし
悲しいものは悲しい
前を向けない日があってもいい

強くなくていい、と思えるようになった私からの小さな言葉のお守りです




サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す