やりたいことが分からないなら時間の使い方を見直せ!「自分の興味」を掘り起こす問い

やりたいことが分からないなら時間の使い方を見直せ!「自分の興味」を掘り起こす問い

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コラム
今回も引き続き、『ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために』(ドリー・クラーク著)の読書メモをお届けします。

全10章構成の本書ですが、今回は第3章「正しい目標を設定する」を読んだ学びをまとめました!

はじめに:前回の振り返り(第2章)

前回学んだ第2章「魅力的なことに対しても『ノー』と言う」では、時間を切り開くためには単に不要なタスクを捨てるだけでなく、一見魅力的に思える「10点満点中9点」のオファーであっても断る勇気が必要だと知りました。

画一的なチェックリストや「自分の北極星(最優先の価値観)」を持つことで、周りに振り回されず本当に大切なことに集中できる環境を整える大切さを学びました。

第3章:正しい目標を設定する

第3章では、そうして作った時間を使って「自分はどこを目指すべきなのか」「どのように正しいゴールを見分ければいいのか」という目標設定の本質について語られています。

1. 「お金」ではなく「意義」や「興味」に最適化する

世間一般では「どれだけ稼げるか」というお金に最適化した道を選びがちですが、著者は「意義」や「やりがい」を見出せる道を選ぶべきだと主張しています。

自分の生きがいや情熱が分からない場合
自分の「興味」に最適化するのが良いそうです。「面白そう」と感じることに素直に従うことで、そこから思いがけない個人的な繋がりなどが生まれていくとのこと。

自分の時間の使い方を分析する
何に興味があるか分からない人は、「今していることの中で一番楽しいことは何か」「自発的に行っていることは何か」を自分に質問し、日頃の時間の使い方を観察するのが効果的だと言います。そこに興味の対象が隠れている可能性が高いそうです。

興味のパターンを見つける
体験や下調べを重ねるうちに、自分の興味のパターンが見えてくるとのこと。パターンが分かれば、次に何をすべきかが自然と見えてくるそうです。

2. 周りの目を気にせず「自分の道」を追求する

自分の興味を追求しようとすると、資格取得や経験のために大きな空白期間(ブランク)ができたり、周りから「普通はやらない」と否定的な意見を言われたりすることもあります。

しかし、そうやって自分の興味を貫くことで、同じような興味を持つ人を惹きつけ、独自の存在になれるのだそうです。いつでも目標へ一直線に進めるわけではなく、途中で失敗や遠回りをすることもありますが、「そもそもなぜこの分野に進もうとしたのか」という最初の動機(初心)を思い出すことが大切とのことでした。

また、「現状の犠牲者」になって諦めるのではなく、「理想の自分なら何を経験しているか」を基準にして、今できる小さなステップから試していくのが良いそうです。

3. あえて「極端な目標」を立ててみる

普通は「今の自分にできる範囲」で目標を立てがちですが、著者は低く薄められた目標ではなく、あえて極端な目標を立てることを勧めています

何年かかるか分からないような大きな目標であっても、それが強いモチベーションとなり、達成に向けたプロセスの中で様々な貴重な経験ができるそうです。また、大きな目標を掲げることで周りの見る目も変わっていくとのことでした。

おわりに(読後感と個人的な感想)

第3章まで読み進めてみて感じたのは、この本は単に「こうすれば成功する」といった手っ取り早い具体的な手順やメソッドを提示してくれる本ではない、ということです。

本書は数多くの成功者や実例のエピソードを中心に展開されており、様々な人の生き方や選択から思考のヒントを学ぶスタイルになっています。

エピソードを通して刺激や視点をもらった上で、「じゃあ、自分自身はこれからどう行動するべきなのか?」という問いに対しては、安易な答えに頼らず自分自身の頭でじっくりと考え抜かなければならない——それこそが、本書のタイトルでもある「ロングゲーム」を戦うということなのかもしれません。

次回は第4章の学びをまとめていきます!
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