こんばんは。いつも読んでいただきありがとうございます。
四柱推命の基本を紹介するシリーズの第6回は、名前の由来でもある「四柱(しちゅう)」です。
ここまで、五行・陰陽・十干・十二支と、材料になる知識を順番にお話ししてきました。今回は、それらがどう組み合わさって「あなたの命式(めいしき)」になるのかを見ていきます。
四柱とは
四柱とは、生まれた「年・月・日・時」の4つを、それぞれ「柱」として表したものです。
年柱(ねんちゅう):生まれた年
月柱(げっちゅう):生まれた月
日柱(にっちゅう):生まれた日
時柱(じちゅう):生まれた時間
「四柱推命」という名前は、この4本の柱から運命や性質を推し量る(推命する)ことから来ています。
1本の柱は「十干+十二支」の2文字
それぞれの柱は、前々回の「十干」と前回の「十二支」を1文字ずつ組み合わせた、2文字のペアで表します。
たとえば「甲子(きのえね)」のような形です。上の文字が十干、下の文字が十二支です。
上の段:十干(自然のたとえで表す「性質」)
下の段:十二支(季節・時間で表す「環境」)
これが4本分並ぶので、全部で8文字になります。四柱推命が「八字(はちじ)」と呼ばれることがあるのは、このためです。この8文字を並べた表が「命式」で、人それぞれの生まれ持った設計図のようなものです。
同じ組み合わせは60通り
十干が10種類、十二支が12種類なので、組み合わせは120通りになりそうですが、実際は60通りです。
陽の十干は陽の十二支と、陰の十干は陰の十二支と組み合わさる決まりがあるためです。この60通りは「六十干支(ろくじっかんし)」と呼ばれています。
還暦が60歳なのは、この六十干支がひと回りして、生まれた年の干支に戻ってくるからです。
4本の柱が表すもの
一般的には、4本の柱は人生のそれぞれの場面や時期を表すと言われています。
年柱:生まれた家や環境、幼少期のイメージ
月柱:仕事や社会との関わり、青年期のイメージ
日柱:自分自身の内面や、身近な人との関わり
時柱:将来や晩年、これから育てていくもののイメージ
4本が揃うことで、**ひとりの人の「いろいろな面」**が見えてきます。外で見せている顔と、家での顔が違うように、人は場面ごとに違う面を持っているものです。四柱は、そうした多面的な姿を読み解くための枠組みだと考えるとわかりやすいと思います。
知っておきたいポイント
生まれた時間がわからなくても大丈夫です
時柱は生まれた時間がわからないと出せませんが、わからない場合は年・月・日の3本で読むこともできます。
柱の見方は流派によって違います
それぞれの柱が何を表すか、どの柱を重視するかは、流派や鑑定士によって考え方が異なります。ここでは、広く言われている基本的なイメージをお伝えしました。
「年・月・日」の区切りには決まりがあります
四柱推命では、1月1日や毎月1日ではなく、暦の上の節目(節入り)で年や月を区切ります。そのため、生まれた日によっては、一般的な干支や星座と違う結果になることがあります。
まとめ
四柱とは、生まれた年・月・日・時を4本の柱で表したもの
1本の柱は、十干+十二支の2文字。4本で合計8文字になる
十干と十二支の組み合わせは、全部で60通り(六十干支)
4本の柱は、ひとりの人のいろいろな面を表す
生まれた時間がわからなくても、3本の柱で読むことはできる
次回は、四柱から作られる「命式」を、もう少し具体的に見ていきます。8文字の並びから何がわかるのか、その入り口をやさしくお話しします。
「自分の本質を知りたい」「自分の持ち味や、気づいていない一面を知りたい」という方は、お気軽にご相談ください。生年月日から、あなたの本質を丁寧に読み解いていきます。