こんばんは。いつも読んでいただきありがとうございます。
四柱推命の基本を紹介するシリーズの第5回は「十二支(じゅうにし)」です。
前回の「十干」は、自然のものにたとえた10種類の性質でした。今回の十二支は、それと対になる12種類です。「子・丑・寅・卯……」と聞くと、干支の動物を思い浮かべる方が多いと思います。四柱推命では、その動物の裏にある、もう少し深い意味に注目します。
十二支とは
十二支とは、時間・季節・方角などを12に分けて表したものです。
子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)
動物は、もともと覚えやすくするために後から当てはめられたものだと言われています。そのため、四柱推命では動物の性格というより、**それぞれが表す「季節や時間のエネルギー」**を見ていきます。
十二支は「1年」と「1日」のめぐり
十二支は、1年の流れ(12か月)にも、1日の流れ(約2時間ごとの12の時間帯)にも当てはめられます。
1年にたとえると
寅・卯・辰 = 春(芽吹き・成長のとき)
巳・午・未 = 夏(勢いが高まり、実っていくとき)
申・酉・戌 = 秋(収穫し、整えるとき)
亥・子・丑 = 冬(蓄え、休み、次に備えるとき)
1日にたとえると
子 = 真夜中(23時〜1時ごろ)
卯 = 明け方(5時〜7時ごろ)
午 = 正午(11時〜13時ごろ)
酉 = 夕暮れ(17時〜19時ごろ)
「午前」「午後」という言葉も、正午の「午」から来ています。身近な言葉にも十二支が残っているんですね。
十二支にも五行がある
十二支も、五行(木・火・土・金・水)に分けて考えます。
木:寅・卯(春)
火:巳・午(夏)
金:申・酉(秋)
水:亥・子(冬)
土:丑・辰・未・戌(季節の変わり目)
春夏秋冬の4つの季節に、五行の木・火・金・水がそれぞれ当てはまります。土は、季節と季節の間をつなぐ「変わり目」の役割を持っています。
こうして見ると、五行がただの5つのグループではなく、季節の移り変わりそのものだとわかります。
十干と十二支のちがい
ここまでの内容を、少し整理してみましょう。
十干:自然のものにたとえた、10種類の「性質」
十二支:時間と季節の流れを表す、12種類の「環境」
たとえば、同じ「木」の性質でも、春に芽吹く木と、冬の寒さの中にある木では、育ち方が違います。十干が「何であるか」を表し、十二支が「どんな環境にあるか」を表すと考えると、イメージしやすくなります。
注意したいこと
「自分は寅年だから、こういう性格」と、動物のイメージだけで決めたくなるかもしれません。ただ、四柱推命の十二支は、生まれ年の動物占いとは少し違います。動物の印象だけで決めつけず、季節や時間のめぐりを表すものとして、やわらかく受け取ってみてください。
また、十二支の細かい解釈は、流派によって違いがあります。ここでは、基本のイメージをお伝えしました。
まとめ
十二支とは、時間・季節を12に分けて表したもの
動物は後から当てはめられたもので、本来は季節や時間のエネルギーを表している
寅卯辰=春、巳午未=夏、申酉戌=秋、亥子丑=冬。丑辰未戌は季節の変わり目で、土にあたる
十干が「性質」、十二支が「環境」というイメージで捉える
次回は、これまでの知識をつなげて、四柱推命の名前の由来でもある「四柱(しちゅう)」とは何かをお話しします。「年・月・日・時」の4つの柱が、どう組み合わさるのかを、やさしく解説します。
「自分の本質を知りたい」「自分の持ち味や、気づいていない一面を知りたい」という方は、お気軽にご相談ください。生年月日から、あなたの本質を丁寧に読み解いていきます。