「YouTubeではこう弾いてたんですけど…」という質問が、実は嬉しい。

「YouTubeではこう弾いてたんですけど…」という質問が、実は嬉しい。

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音声・音楽

「こんなこと聞いてもいいですか?」

レッスンをしていると、生徒さんから少し遠慮がちに、こんな質問をもらうことがあります。
「この曲、YouTubeでは○○さんがこう弾いていたんですけど……」
その言葉の続きには、「先生の教え方と違うんです」という思いが隠れているのかもしれません。
「こんなことを言うのは失礼かな」
「先生とYouTube、どっちが正しいんだろう」
そんな不安もあるんだと思います。
でも実は、その質問をもらうと僕はとても嬉しくなるんです。

「もっと知りたい」という気持ちの表れ

その嬉しさはどこからくるのかというと
「もっと知りたい」
「もっと良い方法があるなら学びたい」
という気持ちが伝わってくるからです。
レッスンの時間だけでなく、自分でも動画を見て研究している。その姿勢は、上達する人に共通している特徴の一つだと感じています。
だから僕は、「そんなこと聞くなんて」と思ったことは一度もありません。むしろ、一緒に考えるきっかけをもらえたような気持ちになります。

ギターは「正解」が一つじゃない楽器

ギターという楽器は、ピアノやヴァイオリンに比べると非常に歴史が浅く、現在のような形になったのは19世紀に入ってからなんです。
そのため、特にエレキギターにおいては、ピアノで言うバイエルやブルグミュラーのように、多くの人が共通して学ぶ体系的なメソッドが確立されているわけではありません。
さらに、ギターを含めた弦楽器にはもう一つ特徴があります。
それは、同じ音が指板のいろいろな場所で弾けることです。
これは弦楽器ならではの魅力でもあるんですが、同時に初心者にとっては「同じドの音がここにもここにもある?」と、迷ってしまうポイントにもなります。

人によって「弾きやすい」は違う

同じド(C)でも、ある人は5弦3フレットで弾き、別の人は6弦8フレットで弾く。使う指の順番も、人によって様々です。
どちらも間違いではありません。
手の大きさ、指の長さ、得意な動き。
そうした違いによって、「弾きやすい形」は一人ひとり違うからです。
だからレッスンでは、あえて音源とは違うポジションや指番号を提案することがあります。
「その方が、この人は自然に弾ける」と感じることがあるからです。

マンツーマンだからできること

確かにYouTubeは素晴らしい教材であり、僕自身も学ぶことがたくさんあります。
でも、その動画は不特定多数に向けて作られていますから
「あなたには、こっちの方が弾きやすいですよ」
という提案は、どうしても難しくなります。
マンツーマンレッスンでは、その人の手の大きさや癖、これまでの経験を見ながら、一緒に弾きやすい方法を探すことができます。
それが、YouTubeにはないレッスンの良さだと思っています。

生徒さんが教えてくれたこと

「YouTubeではこう弾いていました」
その一言を聞くたびに、僕は嬉しくなります。
疑問を持つこと、比べてみること。そして、自分なりに考えること。
それは「もっと上達したい」という気持ちの表れです。
だから、レッスンでは遠慮しないでください。
「これってどうなんですか?」
その一つひとつの質問が、あなたに合った演奏方法を一緒に見つけるきっかけになります。答えを押しつけるのではなく、一人ひとりに合った弾き方を一緒に探していく。
それが、僕がレッスンで一番大切にしたいことです。

質問・疑問をその場で解決できるレッスンです



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