【創作問わず語り】目の前のたった1人のために描けばいいんよって話

【創作問わず語り】目の前のたった1人のために描けばいいんよって話

記事
マンガ
おはようございます、
みすみです。

突然なんですけど皆様、
創作仲間っていますか?

いっしょに漫画や小説を描いて
見せ合える人でもいいし、
描かないけどあなたの作品を
読んでくれる人でもいい。

そういう人が一人でもいると、
あなたの作品はどんどん輝いてきます。

ちょっと自分自身の話を
させていただくんですけど、
私は10代から20代のけっこう長い間を、
商業誌の投稿に費やしてきました。

プロの漫画家になりたくて、
作品を描いては賞に応募するんですけど、
毎回いい線いくのに「いい線」どまり。

投稿と落選を繰り返し、
20代が終わる頃、
「もう私の描きたいドラマは世の中には
 必要とされていないんだな」
と疲弊してペンを折りました。

今だから思えるんですが、
あのとき、私がいつまで経っても
「いい線」どまりでいたのは、

たった一人で描いていたから

なんじゃないかと思います。

とにかく早くデビューしたい、
さっさとプロになりたい、
そればかりを考えて焦っていました。

焦りは作品に表れます。

当時の私の作品は、
どうやったら賞が獲れるか、
デビューできるか、
そればかりで、
「読んでくれる人をどう楽しませるか」
なんてすっぽ抜けていました。

当時私は
インターネットなどをやっておらず、
周囲には漫画を描いていることを
話していませんでした。

なのでたった一人でお話を考えて、
たった一人でネームを描いて、
一人で原稿を仕上げて、
投稿した原稿は人知れず落選して、
作品はほとんど誰の目にも触れることなく、
誰を喜ばせることもなく、
日の目を見ないまま、
闇に葬り去られていました。

疲れ果てた私は
「もう二度と漫画を描かない」
と決意してペンを折ったのですが、
とあるきっかけでまた
「漫画を描こう」
と思えるようになりました。

そして同じく誰の目にも見せることなく、
一人で描き溜めていたルーズリーフ漫画を、
当時久々に連絡を取り合った
高校時代の友人に送るようになりました。

彼女は高校時代の友人ですが、
大学からは離れてしまったので、
ほとんど会うことのなくなっていた人でした。

ただ、
彼女は当時から私の漫画を
とても気に入ってくれていて、
「私が一番のファンだから!」
と折に触れて伝えてくれていたのでした。

久々に連絡を取り合った彼女に
漫画を送るようになったのは、
知り合いのいない土地に引っ越して、
ワンオペで育児をする彼女の
ちょっとした楽しみになれば
いいなと思ったからでした。

毎月24ページの連載形式で漫画を描き
(ルーズリーフにシャーペンで描いています)
月イチでコピーを郵送していました。
今だったら画像をどこかに
アップするのでしょうが、
当時はそれしか思いつきませんでした。

でもそうして
彼女に読ませる作品を描くことで、
私は久々に本当に楽しく
漫画を描くことができたのです。

毎回、
次はどんなふうに驚かせよう、
ドキドキワクワクさせてやろうと思うと、
楽しくてしかたありません。
当然、ペンもノッて、
どんどん描けてしまいます。

そのあと彼女から、
彼女の友人の発行する同人誌に
寄稿しないかと話をもらって、
それに二つ返事でOKをしたことから、
二次創作の世界に足を
踏み入れることになりました。

漫画や小説って結局エンタメですから、
「読んだ人を楽しませる」
という視点は本当に大事だと思います。

プロになって、
有名雑誌に載って、
たくさんのファンのために描く、
というのも素敵ですが、
まずは身近にいるたった一人を
喜ばせるために描けばいいんです。

私が描けばこの人が喜んでくれる。
そういう人が一人でもいれば、
創作活動は幸福です。

その人が喜べば自分も嬉しい。
嬉しいからもっと喜ばせたくて、
もっと驚かせたくて、
もっと面白い作品にしてやろうと工夫する。
その工夫すら楽しいんです。

そうしてできあがった作品には、
描いた人の「楽しい」が溢れていて、
結果的にもっと多くの人を
楽しませることもできるものです。

よく、プロの作家さんでも、
連載を始めたばかりの頃はぎこちない、
拙く見える作風だったのに、
回を重ねるごとにどんどん魅せ方が
レベルアップしてゆく方がいますよね。

これは私の想像でしかありませんが、
実際に多くの人に作品を
届けられるところに出ていって、
読んでくれる人の期待に応えていくうちに、
表現が磨かれていくのではないかと思います。

まだ何者でもない私たちには、
そんなにたくさんの読者はいません。

でも、あなたの作品を読んでくれる人が
たった一人でもいれば。
その人が、
あなたが「作品を描くこと」
そのものを喜んでくれるのであれば。

全力で、
その人を喜ばせに
いっちゃうと思いませんか?

そうやって描かれたものって、
めっちゃ面白いと思いませんか?

いつかは
たくさんの人に読んでもらって、
称賛を浴びたい。

けれど今、
もしあなたがたった一人で創作をしていて、
どこか描くことに
行き詰まっているのであれば、
まずは
「楽しませたい」
と思えるたった一人のために
描いてみるのもいいのではないでしょうか。

身近にもしそういう人がいないのであれば、
私がめちゃくちゃに喜びますので、
ぜひあなたの作品を見せてください。

私を喜ばせるために、
作品を描いてくださったっていいのですよ!

添削してくれなくてもいい、
ただ読んで感想がほしいという方も大歓迎です。

「誰かを喜ばせるために描く」

というステージに入ったら、
ほんとに、
創作って、めちゃくちゃ楽しくなりますよ!

そんなステージに、立ってみてくださいね!

ここまで読んでいただき、
ありがとうございました。
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