頑張っているのに評価されない。リハビリ職として働く中で感じるモヤモヤとの向き合い方

頑張っているのに評価されない。リハビリ職として働く中で感じるモヤモヤとの向き合い方

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「自分なりに頑張っているんだけどな……」

仕事を終えて帰るとき、そんな気持ちになったことはありませんか?

毎日患者さんと向き合い、カルテを書き、カンファレンスに参加する。後輩の相談に乗ったり、急な業務に対応したりすることもある。

決して手を抜いているわけではない。

それなのに、上司から評価されている実感がない。周囲のスタッフばかりが認められているように感じる。

そんな経験は、医療現場で働く中で決して珍しいことではないと思います。

こんにちは。
「リハと暮らしの相談室」のTOMOです。

今回は、仕事を頑張っているのに評価されないと感じたとき、少し違う視点から考えてみたいと思います。

## 頑張りが見えにくい仕事だからこそ

リハビリの仕事には、数字で表せるものと、数字では表しにくいものがあります。

例えば、リハビリの実施単位数や担当患者数は、比較的わかりやすい指標です。

一方で、患者さんの不安を丁寧に聞いたこと、家族への説明に時間をかけたこと、ほかのスタッフが困っているときに手を貸したこと。

こうした仕事は、必ずしも数字には表れません。

しかし、医療現場ではとても大切なことです。

私自身、理学療法士として約20年間働き、現在はリハビリテーション部門の科長としてスタッフと関わっています。

管理する立場になって感じるのは、スタッフ一人ひとりの仕事を、すべて把握することの難しさです。

もちろん、管理職にはスタッフの努力や貢献を適切に把握する責任があります。

それでも、日々の細かな関わりまで十分に見えていないことはあります。

つまり、評価されていないと感じる背景には、努力が足りないのではなく、努力が周囲に伝わっていないという場合もあるのです。

## 「評価されたい」と思うことは悪いこと?

以前は、医療職として働く以上、患者さんのために頑張ることが一番大切だと考えていました。

もちろん、その考えは今も変わりません。

ただ、仕事を続けていく中で、もう一つ大切なことがあると感じるようになりました。

それは、働く人自身が、自分の仕事にやりがいや納得感を持てることです。

「ありがとう」と言ってもらえる。

自分の成長を認めてもらえる。

取り組んできたことを評価してもらえる。

そうした経験は、仕事を続けるうえでの支えになります。

評価されたいと思うことは、決してわがままではありません。

ただし、周囲からの評価だけが、自分の価値を決めるものでもないと思います。

## もし、自分の頑張りが伝わっていないと感じたら

一度、最近の仕事を振り返ってみてください。

「自分は何を頑張ってきただろう?」

患者さんへの関わりでも、業務改善でも、後輩への指導でも構いません。

その中で、自分が工夫したことや、以前よりできるようになったことはないでしょうか。

意外と、自分の成長は自分自身では気づきにくいものです。

そして、もし上司との面談などで話す機会があれば、取り組んできたことを具体的に伝えてみるのも一つの方法です。

例えば、

「後輩指導を頑張っています」

だけでなく、

「後輩が相談しやすいように、毎週時間をつくって話を聞くようにしています」

と伝える。

具体的な行動がわかることで、相手もその取り組みを理解しやすくなります。

ただ、評価制度そのものに課題がある場合や、職場環境が原因で努力が正当に評価されていない場合もあります。

そのようなときまで、自分の伝え方だけで解決しようとする必要はありません。

## 管理職として考えること

ここからは、少し管理職の立場でお話しします。

スタッフにとって、自分の仕事を見てもらえていると感じられることは、とても大切だと思っています。

だからこそ、結果だけでなく、その過程にも目を向ける必要があります。

例えば、患者さんへの対応が丁寧なスタッフ。

周囲が忙しいときに、さりげなくフォローしてくれるスタッフ。

業務の問題点に気づき、改善しようとしているスタッフ。

こうした姿勢は、職場を支える大切な力です。

一方で、管理職自身も忙しさの中で、十分に声をかけられないことがあります。

「頑張っているのはわかっているから、言わなくても伝わるだろう」

そう考えてしまうこともあるかもしれません。

しかし、思っているだけでは伝わらないことがあります。

スタッフに自分の頑張りを伝えてもらうだけでなく、管理職側からも、日頃の取り組みを言葉にして伝える。

その両方が必要なのだと思います。

## 最後に、少しだけ考えてみてほしいこと

仕事をしていると、どうしても周囲と比較してしまうことがあります。

「あの人は評価されているのに、自分は……」

そんな気持ちになる日もあるでしょう。

でも、周囲からの評価と、自分自身の成長は、必ずしも同じではありません。

昨日まで難しかったことが、今日は少しできるようになった。

患者さんへの説明が以前よりわかりやすくなった。

後輩との関わり方を少し工夫できた。

そうした小さな変化も、大切な成長だと思います。

もちろん、努力が報われない状況を我慢し続ける必要はありません。

ときには上司に相談したり、働く環境を見直したりすることも必要です。

ただ、周囲の評価だけで自分自身を否定してしまわないでほしいと思います。

仕事への向き合い方は、人それぞれです。

自分が何を大切にして働きたいのか。

そんなことを、少し考えるきっかけになればうれしいです。

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職場では話しにくいことも、第三者だからこそ話せることがあると思います。

すぐに答えを出す必要はありません。

まずは今の気持ちや状況を整理するところから、一緒に考えていきましょう。

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