四柱推命の鑑定をしていると、
「今の運勢だけ見てもらえれば十分です。」
と言われることがたまにあります。
もちろん、今の運気を見るだけでも、その時期のテーマや注意点をお伝えすることはできます。
ただ私は、そこだけでは少しもったいないな、と正直思ってしまいます。
(もちろん個人の価値観ですので、強制はいたしません)
なぜなら私が一番見たいのは、
その人が今までどんな人生を歩み
どういった積み重ねによって今のその人ができているのか
だからです。
そのため、私は鑑定では、
命式
↓
幼少期から現在までの全ての大運
↓
現在の大運
↓
次の大運
↓
現在を中心とした数年間の年運
という流れで、できる限り全体像を見ています。
もちろん、その分かなり時間はかかります笑
でも、このスタイルになった理由があります。
(※「命式」→人生の設計図のようなもの
「大運」→10年毎の人生の大きなテーマのようなもの)
実は私自身、自分の命式だけではなく、これまでの全ての大運と年運(1年毎のテーマ)を書き出し、自分の人生を振り返ったことがあります。(具体例の勉強も兼ねて)
すると
「あ、この時期はこのテーマだったんだ。1回ここで先取りしてるのね」
「だからあの経験が今につながっているのか。」
「ここで蒔いた種が、何年か経ってから回収されてるな。」
そんな”伏線回収”のような出来事がたくさん見えてきました。
人生は一つひとつの出来事が独立しているのではなく、大きな流れの中でつながっている。
そんな感覚を強く持つようになりました。
だから私は、依頼者さんの鑑定でも同じ視点で行っています。
本音を言えば、依頼者さんにもこの「人生丸ごと棚卸し」を行っていただきたいです。
めちゃくちゃ面白い反面、かなり時間と体力(記憶を呼び起こす体力?)を使うので気軽にはオススメできませんが笑
ちなみに私は丸3日かかりました笑
そして、もう一つの理由。
私は人の人生の話を聞くのがとても好きです。
「この時期にこんな仕事をしていた。」
「ここで結婚した。」
「この頃は本当に苦しかった。」
「この時に人生が変わった。」
そんな話を聞きながら大運を見ていると、
四柱推命の象徴が、実際の人生ではどのような形で現れるのかが見えてきます。
(四柱推命は「絶対こうなる!」といった断定的な文言ではなく、象徴が並びます。この象徴からある程度の推測は可能ですが、実際の出来事は本人に聞かないとわかりません。)
これは私にとって、毎回新しい学びです。
同じ象徴でも、人によって現れ方は本当に違います。
だからこそ、一人ひとりの人生から学ばせてもらっています。
そして同時に、その方の人生を少しだけ追体験させてもらっているような感覚にもなります。
私自身が経験できる人生は一度きりですが、鑑定を通して、たくさんの人生に触れられる。
まるで一本の映画を観るように、その方だけの物語を見せていただいているような気持ちになります。
なのでメール鑑定では、できるだけ詳しく過去のお話を書いていただけると、とても嬉しいです。
もちろん、無理に細かく書く必要はありません。
「この頃に転職しました。」
「この時期に結婚しました。」
その程度でも十分です。
実際の出来事と運気を照らし合わせながら見ることで、より立体的な鑑定になります。
一方で、対面鑑定では時間に限りがあります。
現在は比較的ゆったり時間を確保して鑑定していますが、今後は10分等の短時間鑑定にも挑戦してみたいと思っています。
(ココナラブログでは規約上お知らせできないのが残念なところですが、現在対面鑑定も行っております)
ただ、短時間ではどうしても人生全体までは見切れません。
だからこそ、対面鑑定のあとに改めてフィードバックをお送りすることがあります。
「あの方の過去の流れも、もう一度しっかり見てみたい。」
そんな気持ちになることが多いからです。
その方の人生を一本の流れとして見た上で、お伝えしたいことが後から見えてくることも少なくありません。
四柱推命は、「未来を当てる占い」と思われがちです。
もちろん未来を考えるヒントにはなります。
でも私にとっては、それ以上に、
「人生の流れを読み解くツール」
という意味合いがとても大きいです。
過去を知ることで現在が理解できる。
現在が理解できるから、未来への選択もしやすくなる。
ですので私は、これからも命式だけではなく、その方が歩んでこられた人生の流れ全体を大切にしながら鑑定を続けていきたいと思っています。
夕顔