先行売り抜きの策 運命の成長のお話⑩

先行売り抜きの策 運命の成長のお話⑩

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前回は、超売れ筋“完熟おいしすぎる実” の

今後の展開について、親子の軋轢が発生するのか、という、

スリリングな展開でしたね(笑)


冬を知らない若君と、いきる知恵袋の母君です。

納得いかない様子の若に、母君が実践して見せます。


風を使って、ちょっと体もゆすってみて、

完熟おいしい実を、落として見せます。

さて、どうなるでしょう。


落ちた実は、潰れて甘い香りが漂います。

最初に、カサカサっと枯葉の隙間からアリがやってきて、

列になって、せっせと巣穴へ運び始めました。


他の虫やら鳥やら、小さな動物達もやってきて、仲間を呼んだり、

巣へ運んでいったり、大賑わいです。


木の根元に、巣穴を作る者まで現れました!


若君は聞きます

“お母さん!大丈夫!?ボランティアが大事ってことはわかるけど、”


母君はゆっくりと答えます。

“これは、ただのボランティアではないのよ”

実が熟すほどに、葉はすっかり枯れて、

北風に吹かれ、足元には落ち葉のじゅうたんが出来ていました。


そこに、小さな生き物たちがやってきて、

実を剝いて、食べたり運んだりして、種だけ残します。


そして、ちょっと失礼、はばかりに(笑)

栄養まで残してくれます。

生き物たちが、巣を作ってくれれば、なおありがいことです。


“実が全部落ちて、私たちが枯れ木になったら、
私たちはどうやって冬を越すの?”

“それは、根から吸い上げた水と養分で、、、。なるほど!”
若君はまた一つ賢くなりました!

いつまでも実りを抱えていれば、腐ってしまいますし、木も弱ります。

母君の先行売り抜きの策はドンピシャだったわけです(笑)

私たちも、知恵と経験で、いき抜いていきましょう!

*この暑い季節にしばらく冬のお話を書くことになるのですが、
季節外れは、お許しいただいて、気持ち涼しくなっていただけたらと
思っております(笑)


それでは、今回もお付き合いいただいて、

ありがとうございました(^^)

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