頭を強くぶつけたとき…病院へ行くべき?様子見で大丈夫?迷ったときのチェックポイント

頭を強くぶつけたとき…病院へ行くべき?様子見で大丈夫?迷ったときのチェックポイント

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コラム

【頭部打撲時の対応】

頭をぶつけてしまったとき、「たんこぶができているけれど大丈夫かな?」「救急車を呼ぶべき?今すぐ夜間救急に行くべき?」と、急なトラブルにとても不安になりますよね。
特に小さなお子様やご高齢のご家族の場合、ご本人はもちろん、付き添われるご家族の心配や動揺も非常に大きいかと思います。

「転んで頭をぶつけましたが、病院受診したほうがいいですか?」「上から物が落ちてきて頭にぶつかったのですが、様子を見ていて大丈夫ですか?」
といった質問がたくさん来ます。

そこで、今回は、頭部を打撲した際に「すぐに受診すべき危険なサイン」と「ご自宅で様子を見る際の注意点」を分かりやすくまとめました。いざという時の安心のために、ぜひ参考にしてください。

1. すぐに救急受診(または救急車呼び出し)が必要な「危険なサイン」

以下の症状が1つでも見られる場合は、頭の中で出血や重大な損傷が起きている可能性があるため、迷わずすぐに救急受診(または救急要請)を行ってください。

意識の異常:意識がない、呼びかけに反応が鈍い、会話が噛み合わない、ウトウトして起きない

激しい症状:経験したことのない激しい頭痛、何度も繰り返し吐く(嘔吐)

神経症状:手足に力が入らない・痺れる、目が見えにくい・物が二重に見える、言葉がうまく出ない

出血・体液の漏れ:耳や鼻から透明な液体や血が出る、創部(傷口)からの出血が止まらない

受傷時の状況:高い所からの転落、強い衝撃を伴う交通事故、けいれんを起こした

※抗凝固薬(血をサラサラにするお薬)を服用されている方は、軽い打撲でも頭部出血のリスクが高まるため、早めの受診をお勧めします。

2. 自宅で様子を見る場合の過ごし方と注意点

上の危険なサインが見られず、たんこぶや軽い痛みの症状だけで元気な場合は、受傷後24〜48時間はご自宅で静かに経過を観察します。

冷やす:タンコブや痛む部分を冷やしたタオル等で優しく冷やします。

安静にする:当日〜翌日は長風呂や激しい運動、飲酒を避け、静かに過ごします。

時間を置いて変化をみる:頭のケガの特徴として、ぶつけた直後は平気でも、数時間〜数日(高齢者の場合は数週間〜数ヶ月)経ってから症状が出てくることがあります。

最後に:不安なときは無理をせず専門家へ
「危険なサインはないけれど、なんとなくいつもと違って心配」「夜間だけど受診したほうが良いか迷う」というときは、決して無理をして抱え込まず、医療機関や救急相談窓口(#7119 や #8000 など)に電話でご相談くださいね。

皆様とご家族の不安が少しでも和らぎ、安全に過ごせる助けとなれば幸いです。
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