フォースは、使うものではなく、つながるもの――スター・ウォーズが教えてくれる「大きな流れ」と私たちの生き方【前編】

フォースは、使うものではなく、つながるもの――スター・ウォーズが教えてくれる「大きな流れ」と私たちの生き方【前編】

記事
コラム
なんだか、フォースの話題が気に入ってしまって、
今回もフォースについて書かせていただきました。

もう少しお付き合いください。

前回の記事で、私は、

「あなたの中にも『フォース』はある」

というお話を書きました。

スター・ウォーズをほとんど知らなかった私が、
なぜか『マンダロリアン&グローグー』に惹かれ、
グローグーという小さな存在を通して、
改めて「フォース」というものに意識を向けるようになった。

そんなお話です。

そして、この記事を書きながら、
私はあることを考えるようになりました。

それは、

「フォースは、本当に『使う』ものなのだろうか?」

ということ。

スター・ウォーズの世界では、
フォースを使って物を動かしたり、
敵を倒したり、
未来を感じ取ったりします。

だから私たちは、つい、

「フォースを使う」

という言葉で考えてしまいます。

でも。

もしフォースが、
私が知っている「宇宙根源力」としてのフォースだとしたら。

もしそれが、
銀河系の森羅万象に宿る、
形而上的で、
霊的で、
統合的なエネルギー場だとしたら。

それは、本当に、

「私が使うもの」

なのでしょうか。

私は今、
少し違うのではないかと思っています。

フォースは、

使うものではなく、つながるもの。

今日は、そんな視点から、
スター・ウォーズの物語をもう一度眺めてみたいと思います。


フォースは「自分だけの力」ではない

そもそも、
スター・ウォーズにおけるフォースとは
何なのでしょうか。

スター・ウォーズ公式の世界観では、
フォースは単なる超能力ではありません。

フォースは、
銀河に存在する生命と深く結びついたもの
として描かれています。

公式サイトでも、グローグーは
「フォースに感応する存在」として紹介されています。

そして、
スター・ウォーズの物語の中でフォースは、
ジェダイだけが所有するものでも、
シスだけが所有するものでもありません。

誰か一人のものではない。

誰かが作り出したものでもない。

誰かが独占できるものでもない。

すでにそこにあるもの。

生命と生命をつなぎ、
存在と存在をつなぎ、
この宇宙そのものを流れているもの。

だからこそ、私はフォースというものを、

「自分の力」

と考えることに、少し違和感を覚えるのです。

たとえば、私たちが呼吸をするとき。

「私が空気を作っている」

とは思いませんよね。

空気は、もともとそこにある。

私たちは、それを吸っている。

太陽の光もそう。

私たちは太陽を作り出しているわけではありません。

ただ、その光を受け取っている。

フォースも、
もしかするとそれに近い存在なのではないでしょうか。

私たちが「力を使っている」と思っているときも、

本当は、

すでに存在している大きな力とつながり、
その力が自分を通して働いている。

そんなことなのかもしれません。

ヨーダは、ルークに何を教えようとしたのか

これを考えるとき、私がどうしても思い出すのが、

『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』

での、ルークとヨーダの修行です。

沼に沈んだXウイングを、
ルークがフォースで持ち上げようとする。

でも、できない。

ルークは言います。

「大きすぎる」

そして、

「無理だ」

と。

そんなルークを見て、
ヨーダは自分でXウイングを持ち上げます。

小さな身体のヨーダが、
巨大なXウイングを、
静かに、そして軽々と。

ルークは驚きます。

「信じられない」

するとヨーダは、

「だから失敗するのだ」

と答える。

この場面は、
スター・ウォーズの中でも特に有名なシーンのひとつです。

スター・ウォーズ公式サイトでも、
この場面はヨーダがルークに教えようとしていたことを
象徴する瞬間として紹介されています。

でも私は、この場面を見ながら、

「ルークはフォースを使うのが下手だった」

という話ではないと思うのです。

ルークにはフォースがある。

それなのに、できなかった。

なぜ?

私は、その理由が、

「ルークがフォースを信じていなかったから」

なのではないかと思います。

もっと正確に言えば、

フォースを信じる前に、
自分の頭で「できる・できない」を決めてしまった。

ということなのではないでしょうか。

Xウイングは大きい。

自分よりはるかに大きい。

だから、

「そんなものを持ち上げられるはずがない」

と考える。

つまりルークは、
フォースの大きさではなく、
自分の常識で限界を決めてしまった。

「大きすぎる」と思った瞬間、世界は小さくなる

これは、私たちの人生にもありませんか?
「私には無理」

「私には才能がない」

「もう遅い」

「そんなこと、できるわけがない」

私たちは、何かを始める前から、
自分の中に「限界」を作ってしまうことがあります。

そして、その限界の中で、

「やっぱり無理だった」

と納得する。

でも、本当は、
できなかったのではなく、
最初から「できない」という世界の中に、自分を置いていた。

そんなこともあるのかもしれません。

ヨーダがルークに教えようとしたのは、

「もっと頑張れ」

ではない。

「筋力をつけろ」

でもない。

「技術を磨け」

でもない。

むしろ、

「自分の頭で限界を決めるな」

ということだったのではないでしょうか。

フォースは、自分の頭で測れるものではない。

だから、

「できるか、できないか」

を考える前に、

まず、

感じる。

そして、

信じる。

「やってみる」ではなく、「ある」と知る

ヨーダの有名な言葉に、

「Do or do not. There is no try.」

があります。

「やるか、やらないかだ。やってみる、ではない」

という意味ですね。

この言葉も、私は単なる精神論ではないと思っています。

「絶対に成功すると思え」

ということでもない。

むしろ、

「自分の中に、最初からフォースとつながる可能性があることを知れ」

ということなのではないでしょうか。

ルークは、

「できるかな?」

と考えている。

「やってみよう」

と思っている。

でも、その心の奥には、

「たぶん無理だろう」

という思いがある。

ヨーダは、そこを見抜いている。

だから、

「Tryではない」

と言う。

フォースとのつながりは、

「試してみるもの」

ではなく、

「すでに存在しているものを感じ取ること」

なのかもしれません。

これは、
私がフォースについて感じていることとも、
どこか重なります。

フォースは、
どこか遠いところにある特別な力ではない。

私たちが頑張って手に入れるものでもない。

すでにある。

だから必要なのは、

「どうやってフォースを手に入れるか」

ではなく、

「どうすれば、フォースとのつながりを思い出せるか」

なのではないでしょうか。

フォースを「自分のために使う」と、何が起きるのか
ここで、
アナキン・スカイウォーカーの物語を
考えてみたいと思います。

アナキンは、
圧倒的なフォースの才能を持っていました。

けれど、その強大な力を持っていたからこそ、

「失いたくない」

という恐れも強かった。

愛する人を失いたくない。

未来を変えたい。

運命を変えたい。

その思いが、少しずつ彼を追い詰めていきます。

スター・ウォーズ公式の解説でも、
ダース・ベイダーへの道を歩んだアナキンの大きな要因として、
「喪失への恐れ」が描かれています。

恐れはダークサイドへの道につながり、
アナキンは愛する人を失う未来を避けようとする中で、
パルパティーンの誘いに取り込まれていきます。

ここで、ひとつのことに気づきます。

アナキンは、

「フォースを信じる」

ことより、

「フォースを使って、未来を自分の望む方向に変えたい」

と思うようになった。

私は、ここに大きな違いがあると思っています。

「つながる」と「コントロールする」は、

似ているようで、まったく違う。

つながるとは、

「私はこうしたい」

という自分の意思を持ちながらも、
それ以上に大きな流れがあることを知ること。

一方、コントロールするとは、

「こうならなければ嫌だ」

と、未来を自分の思い通りにしようとすること。

アナキンは、

「愛する人を失いたくない」

という、とても人間らしい感情から始まった。

でも、その恐れが、

「何としてでも未来を変えたい」

という執着に変わったとき、
彼はフォースとの調和から離れていった。

そして、ダークサイドへと進んでいく。

だから私は、

ダークサイドとは、
フォースの闇ではなく、
つながりを失った状態なのかもしれない

と思うのです。

フォースは、ひとつ。

その力と、

どうつながるのか。

そこに、光と闇の分かれ道がある。

「手放す」とは、諦めることではない
このことは、私たちの人生にもつながっています。

私たちは、

「こうなってほしい」

と思う。

「こうならなければ困る」

と思う。

「絶対に失いたくない」

と思う。

そして、その思いが強くなるほど、

未来をコントロールしようとする。

でも、人生には、
自分の力だけではどうにもならないことがあります。

どれだけ願っても、
どれだけ努力しても、
自分では動かせないものがある。

そんなとき、

「手放す」

という選択があります。

でも、手放すというのは、

「どうでもいい」

と諦めることではない。

「何もしない」

ということでもない。

私は、

「自分の力だけで、すべてを動かそうとすることをやめる」

ことなのだと思っています。

自分にできることはする。

でも、自分にできないことまで、
無理に動かそうとしない。

そして、

「私が知らない流れが、きっとある」

と信じる。

それが、
フォースとつながるということなのではないでしょうか。

ここで、もう一度、
ルークとヨーダを思い出してみてください。

ルークは、Xウイングを持ち上げようとしていました。

でも、

「大きすぎる」

と思った。

ヨーダは違った。

ヨーダは、

「大きいから無理」

とは考えなかった。

ただ、

フォースを信じた。

そして、Xウイングは動いた。

この違いは、

「力の強さ」ではない。

「才能の差」でもない。

自分の力だけで何とかしようとするのか。

それとも、

自分を超えた大きな力とつながるのか。

その違いなのかもしれません。

そして私は、
ここに私たちが生きるうえでの、
とても大切なヒントがあるように思うのです。

フォースは、

「使うもの」ではない。

フォースは、
つながるもの。

そして、
そのつながりを邪魔しているのは、
もしかすると、
私たち自身の、

「こうでなければ」

「こうならなければ」

「私には無理」

という思い込みなのかもしれません。

では、
私たちがフォースとのつながりを取り戻すためには、
どうすればいいのでしょうか。

そして、
フォースとつながることと、
私がこれまで大切にしてきた
「ハイヤーセルフ」や「直感」は、
どのようにつながっているのでしょうか。

私はその答えを考えたとき、
もう一度、
ルークの物語に戻っていくことになりました。

そして、

『ジェダイの帰還』で、

ルークが最後に選んだもの。

それは、

「自分の力で勝つこと」ではありませんでした。

――後編へ続きます。

あなたのエネルギーを整えるお手伝いをします
「頭では分かっているけれど、
どうしても一歩を踏み出すのが怖い」

というときは、
いつでも私にその胸の内を吐き出しにきてくださいね。

タロットや星の導きを借りながら、
あなたが「自分の人生の主役」に
戻るお手伝いをさせていただきます。

一緒に、本当に輝ける未来へ進んでいきましょう。

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