辛いことがあり、希望がもてないとき

辛いことがあり、希望がもてないとき

記事
コラム
人は、辛いことがあると、漠然とした不安に心をむしばまれることがあります。

胸が締め付けられるような辛い思い。

何もかもうまくいかないような気がする。

気持ちが滅入ってしまう。

「この先、どうなってしまうのだろう」と、何度も考えてしまう。

そんな経験をされたことはないでしょうか。

実は私自身、今、大きな不安を抱えています。

大切な家族である猫の体調が悪く、治療を続けていますが、なかなか良くならず、弱っていく姿を見ていると、胸が張り裂けそうな気持ちになります。

良くなってほしい。

どうか元気になってほしい。

そう願う一方で、この先どうなってしまうのだろうという不安もあります。

治療を続けたほうがいいのか、それとも別の選択をしたほうがいいのか。

考えても考えても答えが出ず、不安でいっぱいになることもあります。

特に夕方になると、不安が強くなることがあります。

そんなとき、何か別のことをして気を紛らわせようとすることもあります。

そして今、こうしてブログを書いています。

ふと、「今の私だからこそ、書けることがあるのではないか」と思ったのです。

不安を抱えている人に、「こう考えれば大丈夫ですよ」と簡単に言うことはできません。

なぜなら、辛い状況にいるときには、そんなに簡単に気持ちを切り替えることなどできないからです。

「前向きになりましょう」と言われても、前を向けないことがあります。

「きっと大丈夫」と言われても、大丈夫だと思えないことがあります。

希望を持とうとしても、今は希望そのものが見えないこともあります。

そんなとき、無理に前向きにならなくてもいいのではないでしょうか。

不安になるのは、弱いからではありません
辛いことが続いていると、今起きていることだけではなく、「この先もずっとこの状態が続くのではないか」と未来のことまで考えてしまいます。

まだ起きていないことまで心配になり、頭の中で何度も悪い未来を想像してしまう。

そうすると、不安はどんどん大きくなっていきます。

「どうしたら、この不安をなくせるのだろう」

そう思うかもしれません。

けれど、辛い状況にあるときに、不安を完全になくそうとしなくてもいいのです。

不安になるのは、あなたが弱いからではありません。

大切なものがあるからこそ、失いたくないと思うからこそ、不安になることがあります。

大切な人。

大切な家族。

大切な動物。

仕事や生活。

これからの人生。

大切に思うものがあるから、心が揺れるのです。

「今」だけを考えてみる
先のことを考えると、どうしても不安が大きくなってしまうときがあります。

そんなときは、遠い未来をいったん横に置いて、「今」に目を向けてみることも一つの方法です。

「これからどうなるのだろう」ではなく、

「今、私は何を感じているのだろう」

「今、できることは何だろう」

と、少しだけ視点を近くに戻してみます。

今日一日をどう過ごすか。

今から数時間をどう過ごすか。

あるいは、次の一時間をどう過ごすか。

それだけでもいいのです。

「今日は今日のことだけ考えよう」

そうやって、先のことをいったん横に置いてみる。

それでも不安が消えなくても、大丈夫です。

「私は今、とても不安なんだな」

「それだけ大切に思っているものがあるんだな」

と、自分の気持ちを否定せず、そのまま受け止めてあげることも大切です。

希望が持てないときは、無理に希望を探さなくてもいい
希望が持てないとき、「希望を持たなければ」と思うほど、苦しくなることがあります。

けれど、今は希望が見えなくてもいいのではないでしょうか。

希望を持つことよりも、まずは今日を過ごすこと。

泣いてもいい。

何もしたくなくてもいい。

誰かに話してもいい。

一人になりたいときは、一人で静かに過ごしてもいい。

今の自分にできることを、ほんの少しだけしてみる。

それで十分なこともあります。

そして、どうしても一人では抱えきれないときは、誰かに話してみてください。

解決策がほしいわけではない。

励ましてほしいわけでもない。

ただ、自分の気持ちを聴いてほしい。

そんなときもあると思います。

「こんなことを考えてしまう」

「こんなに不安なんです」

「どうしたらいいのかわかりません」

そんな気持ちも、そのまま話して大丈夫です。

話しているうちに、すぐに答えが見つからなくてもいいのです。

誰かに自分の気持ちを聴いてもらうことで、張りつめていた心がほんの少し緩むことがあります。

今、辛い思いをしているあなたへ
私自身も今、不安の中にいます。

だからこそ、今は「大丈夫」と簡単に言うことはできません。

不安になることもあります。

涙が出ることもあります。

何も手につかないこともあります。

それでも、その一日一日を何とか過ごしています。

もしかしたら、辛いときに必要なのは、無理に希望を探すことではなく、

「今は辛いんだね」

と、自分の気持ちをわかってあげることなのかもしれません。

明日のことは、明日になってから考えてもいい。

今は、今日を過ごす。

それだけでもいいのです。

そして、あなたが抱えている不安や辛さを、一人で抱え続けなくてもいいのです。

誰かに話すことで、すぐに問題が解決しなくても、心の重さが少し変わることがあります。

もし、「誰かに聴いてもらいたい」と思うことがあれば、どうぞ一人で抱え込まないでください。

私は、あなたの気持ちを否定せず、急いで答えを出そうとせず、そのままお聴きすることを大切にしています。

辛いときには、無理に前を向かなくてもいい。

希望が見えないときには、希望を探さなくてもいい。

まずは今日を、今を、ゆっくり過ごしていきましょう。
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