「好き」なのか、「離れるのが寂しい」のか分からなくなったとき

「好き」なのか、「離れるのが寂しい」のか分からなくなったとき

記事
コラム
「まだ好きなんだと思います。」

そう話しながら、

少し考えて、

「でも……本当に好きなのかな。」

と言われることがあります。

会いたい。

連絡が来ると嬉しい。

離れることを考えると寂しい。

誰か別の人と一緒にいるところを想像すると、

胸がざわざわする。

だから、

やっぱり好きなのだと思う。

でも、

一緒にいると苦しい。

以前のように楽しくない。

何度も同じことで悩んでいる。

それなのに、

離れることを考えると、

今度はとても寂しくなる。

そんなとき、

「好きだから離れられないのか、
離れるのが寂しいから好きだと思っているのか分からない。」

そんな気持ちになることがあります。

でも、

無理にどちらか一つに決めなくてもいいのかもしれません。

人の気持ちは、

それほどきれいに分けられるものではないからです。

好きな気持ちもある。

寂しい気持ちもある。

一緒に過ごした時間もある。

楽しかった思い出もある。

「いつかこうなれたら」と思っていた未来もある。

その人そのものだけではなく、

その人と一緒にいた自分や、

二人で過ごしてきた時間まで、

全部なくなってしまうように感じることもあります。

だから、

離れるのが寂しいからといって、

「じゃあ、本当は好きじゃなかったんだ。」

と決めなくてもいい。

反対に、

まだ好きだからといって、

「だったら、この関係を続けなければ。」

と決める必要もないのだと思います。

好きという気持ちと、その関係を続けるかどうかは、
少し別の話なのかもしれません。

そんなときは、

「私はまだこの人が好き?」

だけではなく、

少し違うことを自分に聞いてみてもいいのかもしれません。

この人と一緒にいるとき、

私は安心できているだろうか。

自分らしく話せているだろうか。

嬉しい時間と苦しい時間、

最近はどちらが多いだろう。

そして、

この人とこれからも一緒にいたいのか。

それとも、

いなくなることが怖いのか。

もちろん、

すぐに答えが出なくても大丈夫です。

「どっちもある。」

という答えだってあります。

むしろ、

それが今の正直な気持ちなのかもしれません。

恋愛では、

自分の気持ちを一つの言葉にまとめようとすることがあります。

「好き。」

「冷めた。」

「諦めた。」

「忘れられない。」

でも、

その間には、

名前のつかない気持ちがたくさんあります。

まだ好きだけど、

少し疲れている。

大切だけど、

前と同じではない。

離れたくないけれど、

このままも苦しい。

そんな気持ちがあっても、

おかしくありません。

そして、

今すぐ、

その全部を整理しなくてもいいのだと思います。

27週目は、

「自分の本音」について、

少しずつお話ししていこうと思っています。

本音というと、

心の奥に、

「私は本当はこうしたい!」

という答えが隠れているように思うことがあります。

でも、

本音はいつも、

そんなにはっきり聞こえてくるとは限りません。

「これは少し寂しい。」

「これはちょっと苦しい。」

「でも、この時間は好き。」

そんな小さな気持ちを一つずつ拾っていくうちに、

少しずつ、

自分がどうしたいのかが見えてくることもあります。

だから、

「好きなのか分からない。」

そんな自分を、

急いでどちらかに決めなくても大丈夫です。

分からなくなったということは、

もしかすると今、

自分の気持ちを、

もう一度ちゃんと見ようとしている途中なのかもしれません。

🌿ポイント

・「好き」と「離れるのが寂しい」は、どちらか一つだけとは限りません。

・まだ好きだからといって、
その関係を続けなければならないわけでもありません。

・気持ちを一つの言葉に決めるより、
「安心する」「苦しい」「寂しい」など、
小さな気持ちを拾ってみる方法もあります。


鑑定でも、

「まだ好きなのか、自分でも分からなくなりました。」

というご相談をいただくことがあります。

そんなとき、

無理に「好きです」「もう冷めています」と答えを決めるのではなく、

今のお相手との関係や流れを見ながら、

ご自身の中にあるいくつかの気持ちを、

一緒に整理していくことを大切にしています。

答えがまだ出ていなくても、

そのままお話しいただいて大丈夫です。
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