「辞めたい」のに、いざ辞められると思うと不安になることがあります

「辞めたい」のに、いざ辞められると思うと不安になることがあります

記事
コラム
「もう、この仕事を辞めたい。」

ずっとそう思っていたのに、

いざ本当に辞められそうになると、

急に不安になることがあります。

「本当に辞めて大丈夫かな。」

「次の仕事が見つからなかったらどうしよう。」

「もう少し頑張ったほうがよかったのかな。」

「今より悪くなったらどうしよう。」

あんなに辞めたかったはずなのに、

いざ出口が見えてくると、

今度は今の場所を離れることが怖くなる。

すると、

「辞めたいと思っていたのは、間違いだったのかな。」

と考えてしまうことがあります。

でも、

辞めたい気持ちと、辞めるのが怖い気持ちは、
同時にあってもいいのだと思います。

仕事を辞めるということは、

嫌なものだけを手放すことではありません。

毎月決まって入ってくるお給料。

慣れている仕事。

いつもの生活リズム。

知っている人たち。

通い慣れた場所。

たとえ不満のある職場だったとしても、

そこには、

「分かっている安心」があります。

一方で、

次の場所はまだ分かりません。

どんな仕事になるのか。

どんな人がいるのか。

ちゃんと続けられるのか。

今より良くなるのか。

人は、

今より良くなる可能性だけではなく、

今まで持っていたものを失うことにも反応します。

だから、

不安になるのは、

それほど不思議なことではないのかもしれません。

そして、

ここで少し気をつけたいのが、

「不安になった=この選択は間違っている」

と決めてしまうことです。

不安は、

未来の答えとは限りません。

ただ、

これまでとは違う場所へ動こうとしているから、

心が少し慎重になっていることもあります。

だから、

「辞めるべき?」

「残るべき?」

とすぐに答えを出す前に、

もう少し細かく自分の気持ちを見てみてもいいのだと思います。

私は、

何が嫌で辞めたいと思ったんだろう。

仕事内容?

人間関係?

働く時間?

責任の重さ?

お給料?

この先もここで働いている自分が想像できないこと?

そして反対に、

私は、

何を失うのが怖いんだろう。

収入?

安定?

慣れた環境?

人とのつながり?

次が決まっていないこと?

そうやって分けてみると、

「辞めたい」と「怖い」は、

実は違うところから出ていることがあります。

たとえば、

仕事そのものはもう続けたくない。

でも、

収入がなくなることは怖い。

それなら、

「辞めるか我慢して続けるか」

だけではなく、

次の仕事を探してから動くという考え方もあります。

仕事内容は嫌いではない。

でも、

今の働き方では続けられない。

それなら、

勤務時間や部署、

働き方を変えられないか考える方法もあるでしょう。

もちろん、

すべてがきれいに整理できるとは限りません。

辞めたい。

でも怖い。

もう少し続けようかな。

でも、やっぱりつらい。

そんなふうに、

気持ちが行ったり来たりすることもあります。

それでもいいのだと思います。

大きな選択をするとき、

迷わない人だけが、

自分の本音に従えているわけではありません。

むしろ、

大切なものがいくつもあるからこそ、

迷うこともあります。

今の自分を守りたい。

これからの生活も守りたい。

できれば後悔もしたくない。

その全部を考えれば、

簡単に答えが出ないのは、

当然なのかもしれません。

だから、

不安になったときは、

「やっぱり辞めないほうがいいのかな。」

だけではなく、

「私は今、何が怖いんだろう?」

と聞いてみる。

そこに、

次に考えたいことが隠れていることがあります。

辞めたい気持ちも、

怖い気持ちも、

どちらかを消さなくていい。

両方とも、

今の自分の気持ちです。

その二つを並べてみてから、

これからどうしたいのかを考えても、

遅くはないのだと思います。

🌿ポイント

・「辞めたい」と「辞めるのが怖い」は、同時に感じることがあります。

・不安になったからといって、その選択が間違っているとは限りません。

・「辞めるか残るか」の前に、
「何から離れたいのか」「何を失うのが怖いのか」を分けてみると、
気持ちが整理しやすくなることがあります。


鑑定でも、

「ずっと辞めたいと思っていたのに、いざ辞めるとなると怖くなりました。」

というご相談をいただくことがあります。

そんなときも、

すぐに「辞めたほうがいい」「続けたほうがいい」と決めるのではなく、

今のお仕事の状況やこれからの流れ、

そして何に不安を感じているのかを一緒に整理していきます。

答えを急ぐのではなく、

ご自身が納得できる選択を考えるための時間として、

鑑定を使っていただけたらと思っています。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す