タフティとは、ヴァジム・ゼランドが著書『タフティ・ザ・プリーステス』で提唱した願望実現メソッドです。
タフティの世界観を、メタ認知の視点から、実践しやすい形で整理してみました。
古代エジプトの巫女タフティが語り掛ける形で、現実を映画の「スクリーン」のように捉え、今起きている現実に振り回されるのではなく、望む未来の「コマ」に意識を向けるという独自の考えが展開されます。
この本には「気づきの中心点」「マネキン」「三つ編み起動」「コマ照射」などのユニークな言葉が数多く登場します。
こうした独自の世界観もタフティの魅力です。
願望実現メソッドというより、私はこの世界観から興味を持ちました。
でもだからこそ、本を読んでるうちは分かったような気になるのですが、いざ実践となると、どんな立ち位置でしたらいいの?となんだかよく分からないのです。
「気づきの中心点」とは、目の前の現実に吞まれている自分を、一歩引いたところから見ている視点のことです。
「三つ編み起動」とは、後頭部から肩甲骨の間にかけて斜めに伸びるエネルギーの三つ編みを、斜め上に持ち上げるイメージで起動します。
そして、望む未来の「コマ」を選び、そこに意識を向けます。
これが「コマ照射」です。
「コマ照射」が私には最初難しく感じられました。
タフティの面白いところは願うのではなく、「選ぶ」のです。
この「選ぶ」をどんなスタンス?気持ち?で実践すればいいのかが掴めなかったのです。
ところが、メタ認知や観察者という言葉を用いて解説している動画を見たことにより、この選ぶという感覚が掴めました。
メタ認知とは、自分の思考や感情、行動を一歩引いたところから客観的に捉えることです。
要は、自分の人生を一歩引いたところから観察者モードで見て、「今こうだから、こうしないといけない」とかではなく、ただ未来で望む「コマ」を選ぶのです。
ただ選ぶのです。
そしてこれこそ、私の認知の癖です。
私は物事を観察者モードでみる癖があります。
たとえばパワハラの時も、私個人の主観としての感情はもちろんありましたし、自分が悪いとは思いませんでした。
でもそれでも一旦引いて、
・この人はなぜこんな振る舞いをするのか
・この振る舞いの根っこにあるものは何か
・他の人に対してもそうなのか
・これは私の問題なのか、それとも相手の受け取りの問題なのか
このような観察者の視点での観察を始めました。
ですから、メタ認知・観察者という言葉での説明を聞いたことで、現実に呑まれている自分に気づき、コマを選ぶという感覚をどんな立ち位置で実践したらいいのかを掴めたのです。
でもなぜ、最初よく分からなかったのかなと不思議でもあります。
普段「観察者モードに切り替えよう」と思って切り替えるわけではありません。意識せずとも自然とそうなるのです。
「気づきの中心点」というユニークな言葉での説明により、考えたことで分からなくなったのかもしれません。
もしかしたら、メタ認知の高い方はタフティと相性がいいかもしれません。
そして、SFが好きな方には読み物としても面白いかも!?と思います。
また、一歩引いたところから自分の感情や状況を見ることは、パワハラのような感情の動きが大きな出来事を整理するときにも役立ちます。