「相談しようかな、と思ったけど、 また今日もできなかった」
そう言いながら、何週間も、 何ヶ月も過ごしている方がいます。
それは意志が弱いのではありません。 「また明日」の裏に、必ず理由があります。
「やろうと思っているのに、できない」という状態を、自分の意志の弱さだと責めている方がとても多いです。
でも、支援の現場でさまざまな方と関わってきた経験から言えることがあります。先送りの多くは、怠けからではなく、心が自分を守ろうとしている反応から来ているということです。
「相談してみたい」という気持ちの裏には、「でも、うまく伝えられなかったら」「重く受け取られたら」「変なやつだと思われたら」という恐怖が同居しています。
心はその恐怖を感知して、「今日はやめておこう」という判断を下します。先送りは、傷つくことへの防衛反応なのです。
「完璧なタイミング」は、永遠に来ない
「もう少し気持ちが落ち着いたら相談しよう」「もう少し整理できたら話そう」 ― こういう言葉も現場でよく聞きました。
でも、これは少し切ない考え方です。なぜなら、気持ちが落ち着いていて、言いたいことが整理できているなら、そもそも相談の必要性が薄れているからです。
相談が必要なのは、まさに「落ち着いていない今」「整理できていない今」です。ぐちゃぐちゃのまま来てほしいのです。
完璧なタイミングを待っていると、一番しんどい時期を一人で乗り越えることになってしまいます。
「また明日」を繰り返す間に、何が起きているか
一人で抱え込む時間が長くなるほど、問題そのものは変わらなくても、それを受け止める心の体力が少しずつ削られていきます。
相談しなかったことで解決した問題より、相談が遅れたことで長引いた苦しさの方が、現場では圧倒的に多く見てきました。
「また明日」は、一日の先送りではなく、心の余裕を少しずつ削る積み重ねになることがあります。それを責めているのではありません。
ただ、「今日でもよかったんだ」ということを、知っておいてほしいのです。
「今日」を選んだ自分を、信じてほしい
このブログをここまで読んでいるということは、何かが引っかかっているのだと思います。
「ちょっと気になる」「自分に関係あるかも」― そういう感覚を、大切にしてください。
その感覚こそが、心が「そろそろ誰かに話してみよう」と出しているサインです。
「また明日」と言いそうになったとき、一度だけ立ち止まって、サービスのページを覗いてみてください。
申し込まなくていい。
見るだけでいい。
その小さな一歩が、長い先送りに終止符を打つきっかけになることがあります。
先送りしてきた自分を、責めないでほしい
これまで「また明日」を繰り返してきたとしても、それはあなたが弱かったからではありません。それだけ慎重に、自分を守りながら生きてきたということです。
今日ここに辿り着いたことは、その長い時間の末の、一つの選択です。
遅くない。
むしろ、今がちょうどいいタイミングかもしれません。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
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