【毒親育ち】「私がバカだから怒られた」と思っていた過去の記憶。自分を責めてしまうあなたへ

【毒親育ち】「私がバカだから怒られた」と思っていた過去の記憶。自分を責めてしまうあなたへ

記事
コラム
りんねです。
「自分が要領が悪いから、親を怒らせてしまうんだ」 「私がもっと賢ければ、こんな目にあわずに済んだのに」
大人になった今でも、理不尽に責められたとき、無意識に「自分が悪いんだ」と思ってしまう癖はありませんか?
今回は、私が小さかった頃の記憶を少しお話しさせてください。

唐揚げの匂いと、遠足前夜の暴力
子どもの頃、私は勉強があまり得意な子ではありませんでした。
小学2年生のときのことです。 翌日は、ずっと楽しみにしていた動物園への遠足でした。
その日に限って算数の宿題が出て、分からない問題を母に尋ねていたのですが、何度教えてもらっても理解できない私に、母はだんだんイライラを募らせていきました。
「何度教えてるのに、なんでできないの!!」
突然、烈火のごとく怒り出した母に、私は髪の毛を引っ張られ、叩かれました。 そして、「もう遠足になんて行くな!!」と言い放たれたのです。
私は怖くて悲しくて、泣き叫ぶことしかできませんでした。
恐怖のあまり、そのあとの夕飯やお風呂の記憶は抜け落ちています。 きっと見かねた父が、こっそり夕飯を食べさせてくれたのだと思います。
翌朝、重苦しい空気の中で目が覚めて台所へ行くと、母は怖い顔をして、黙々と唐揚げを揚げていました。 そして私を睨みつけながら、こう言ったのです。
「遠足に行くんだろ!」
子どもを本当に休ませてしまうと、学校への言い訳や世間の目が気になる。 母は自分の「世間体」を守るために、怒りながらもお弁当を作り、私を遠足に送り出したのでした。
どれだけ理不尽に暴力を振るっても、子どもに絶対に謝らない。それが私の母でした。
当時は昭和の時代で、親の暴力が「しつけ」という言葉でごまかされていた背景もあります。 それでも、髪を引っ張って叩くなんて、今考えれば完全に虐待です。
今の私があのときの母に言えるなら、「いくら何でも怒りすぎ!ごめんなさいくらい言いえよ!!」と笑って突き返してやりたいくらいです!!

「あなたが悪いんじゃない」と言い直していく作業
大人になってからも「人の顔色ばかり伺ってしまう」「いつもビクビクしてしまう」という生きづらさは、こうした幼少期の傷から生まれていることがあります。
「私ができなかったから怒られたんだ」とすり込まれた記憶を、「ううん、あれは私が悪かったんじゃない。親の感情コントロールがおかしかったんだ」
と、大人になった自分が一つずつ認め直してあげること。それが、心のリハビリになります。
もしあなたも今、過去の理不尽な記憶や「自分が悪いのかな」という思い込みに苦しんでいるなら、その重い荷物を、一人で抱え込み続ける必要はありません。

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