ニトリとIKEA、売れる仕組みはどう違う?

ニトリとIKEA、売れる仕組みはどう違う?

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ビジネス・マーケティング
家具を買おうと思ったとき、多くの人が候補に挙げるのが「ニトリ」と「IKEA」。

どちらも人気の家具店ですが、お店を歩いてみると、売り方がまったく違うことに気付きます。

実は、この違いにはそれぞれの「売れる仕組み」が隠されています。

ニトリは「失敗しない買い物」を提供している

ニトリの商品は、

必要なものが見つけやすい
サイズや種類が豊富
家具と生活用品をまとめて購入できる

など、「欲しいものをスムーズに買える」ことが特徴です。

「お、ねだん以上。」というキャッチコピーの通り、価格と品質のバランスを重視し、安心して選べることが強みになっています。

家具選びに迷う時間を減らし、「これで十分満足」と思える買い物体験を提供しているのです。

IKEAは「買い物そのもの」を楽しんでもらう

一方のIKEAは、お店のつくりが特徴的です。

店内を歩くと、リビングや寝室など実際の生活をイメージできる空間が次々と現れます。

気付けば予定になかった商品まで手に取っていることも少なくありません。

さらにレストランやスウェーデン食品の販売など、「家具を買う場所」というより、一つのレジャースポットのような楽しさがあります。

目的の商品だけを買うのではなく、お店を歩くこと自体が体験になっているのです。

「効率」と「体験」の違い

ニトリは、

「必要なものを、納得して買う」

ことを重視しています。

一方でIKEAは、

「見て、歩いて、発見して、買う」

という体験を重視しています。

どちらが優れているという話ではなく、お客様が求める価値が違うからこそ、それぞれの売り方があるのです。

売れるお店は「商品」だけで勝負していない

家具そのものだけを比較すれば、価格やデザインに大きな差がない商品もあります。

それでも、

「ニトリに行こう」

「IKEAに行こう」

と選ばれるのは、お客様が商品だけでなく、買い物の体験まで含めて選んでいるからです。

商品を売るのではなく、「どう買ってもらうか」を設計していることが、多くの人に支持される理由なのです。


ニトリは、効率よく安心して買い物ができる仕組みをつくっています。

IKEAは、買い物そのものを楽しめる体験を提供しています。

同じ家具を販売していても、「売れる仕組み」はまったく異なります。

だからこそ、どちらも多くのお客様に選ばれ続けています。

売れる理由は商品だけではありません。

お客様が「また利用したい」と思える体験を、どのように設計しているか。その積み重ねが、長く愛されるブランドを生み出しているのです。


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