言葉より、行動を見る。

言葉より、行動を見る。

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言葉より、行動のほうが本質を教えてくれる。

「やります」と言う人より、静かにやっている人のほうが信頼できた。

言葉と行動が一致しているかどうかは、思っていた以上に大きな指標だった。

経営者になると、この差がはっきり見える。

そして、「人を雇えば楽になる」という幻想は、すぐに消えた。

むしろ、複雑さは増える。

コミュニケーションの量も質も問われるようになる。
責任は増え、判断の幅も広がる。

ある時、ピーク時から売上が3分の1以下まで落ちた店舗の立て直しに入った。

その時の従業員の空気は、すごく重かった。

未来が見えない。

そう感じるのは、働く側も、経営する側も同じだった。

何とか経営が成り立つレベルまで持ち直すことはできた。

でも、従業員の産休をきっかけに、その事業はやめた。

話し合ってわかったのは、従業員が本当に欲しかったのは「美容という仕事」そのものではなく、「柔軟な働き方」だったということ。

体調に合わせて働きたい。

その要望に、当時の私は応えられるだけの実力がなかった。

言葉では、はっきり言わないこともある。

でも、行動や未来への向き合い方を見ていると、その人が本当に必要としているものが見えてくる。

だから私は、「この事業を続けるのは、自分には無理だ」と判断して、やめた。

本当に必要としていることは、言葉だけではわからない。

その人の動きや選択、そして未来への向き合い方に出る。

だから、私は言葉よりも行動を見る。

現場に入りたいと思うのも、たぶん同じ理由だ。

現場にいると、言葉だけでは見えないものが見える。

何を言っているかではなく、何をしているのか。

言葉で何を望んでいるかではなく、行動で何を選んでいるのか。

人の本質は、言葉よりも、日々の選択に出ると思ってる。
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