一生続けることが、正解とは限らない。

一生続けることが、正解とは限らない。

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コラム
以前、仕事について「続けることが大切だよ」と言われたことがあります。

たしかに、続けるからこそ見えてくるものもあるし、
積み重ねることでしか作れない価値もある。

それは、自分自身もこれまでの経験の中で感じてきました。

一方で、その言葉を聞いたときに、
「続けないとだめなのかな」と、ふと思ったことがあります。

実際にM&Aを経験して、事業を復活させることの面白さを知りました。

その後、サロンの経営もやってみて、人を採用したり、仕組みを作ったり、お客さんに喜んでもらったり。

事業が少しずつ形になっていくことに、面白さを感じていました。

そして、そのサロンを譲渡するという経験もしました。

事業を手放すと聞くと、
「なぜ手放すんですか?」
「せっかく作ったのにもったいなくないですか?」
と思う人もいるかもしれません。

自分自身も、そう言われると、
「私って間違っているのかな」と思うことは今でもあります。

でも、実際に経験してみると、
「持ち続けること」と「価値を作ること」は、
別なんだなと思うようになりました。

自分が作ったものを、自分がずっと持ち続けなくてもいい。

自分が育てたものを次の人に渡して、その人がさらに育てていく。

そして自分は、また別のことに挑戦する。

そんな選択肢があってもいい。

一度作ったものにずっと自分が縛られてしまうより、
その時々で自分が面白いと思えることに挑戦していくほうが、
結果的に新しい価値を作れることもあるんじゃないかと思っています。

M&Aも、サロン経営も、譲渡も、それぞれ実際にやってみたからこそ分かったことがあります。

「一生続けることが正解じゃなくてもいい」ということです。

もちろん、ひとつのことを何十年も続けることも素晴らしい。

でも、自分の場合は、一つのものを一生持ち続けることよりも、

「その時の自分が面白いと思えることをやってみる」
「そこで何かしらの価値を作る」
「必要であれば次の人に渡す」
「そして、また次に進む」

そんな生き方のほうが、今はしっくりきています。

たぶん、自分が続けたいのは「同じ事業」ではなくて、
「価値を作ること」なんだと思います。

形は変わってもいい。

その時々で、自分が面白いと思える形で、
誰かにとっての価値を作り続けていけたらいい。

これからも、そんなふうに仕事をしていきたいと思っています。
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