製造現場では、「在庫の置き場所を探す」「同じ内容を何度も転記する」「フォルダーを開いて更新を確認する」など、小さな手間が日々積み重なっています。
私は製造現場で働きながら、Excel・VBA・Python・PowerShellなどを活用し、こうした身近な困りごとの改善に取り組んでいます。
大切にしているのは、高機能なシステムを作ることよりも、現場の作業者が迷わず使えて、無理なく運用を続けられる仕組みにすることです。
【これまでに取り組んだ改善例】
・Excelを使ったフリーロケーション管理
倉庫や保管場所をExcel上に配置し、材料名・ロット・納入日・優先度などを一覧で管理できるようにしました。先出し品を色分けすることで、在庫を探す時間や確認ミスの削減を目指しています。
・入出庫管理システムの作成
空きロケーションや使用中の場所を画面で見える化し、入庫先・出庫先をモニター上で分かりやすく表示する仕組みを作成しました。PCやスマートフォンからも在庫状況を確認できます。
・ExcelやCSVの自動転記
複数のファイルに手入力していた作業を自動化し、転記時間の短縮と入力ミスの防止につなげています。
・ファイル追加の通知
指定したフォルダーにExcelやPDFが追加された際、画面に通知を表示する仕組みを作成しました。担当者が何度もフォルダーを確認する手間を減らせます。
業務改善では、最初から大規模なシステムを導入する必要はありません。
現在使用しているExcelを少し使いやすくする、繰り返し作業を一つだけ自動化するなど、小さな改善から始めることで、現場への負担を抑えながら効果を確認できます。
現在の作業手順やパソコン環境を確認し、Excel・VBA・Python・PowerShellなどから適した方法を選びます。実際の現場で使うことを想定し、操作の分かりやすさ、入力ミスの防止、引き継ぎやすさを重視して作成します。
掲載している事例は、社内情報や機密情報が分からないように、名称やデータを変更して紹介しています。
「毎日同じ作業を繰り返している」
「Excelをもっと使いやすくしたい」
「在庫や進捗を見える化したい」
このような製造現場の身近な困りごとを、現場目線で整理し、実際に使いやすい形へ改善していきます。