不安がないと不安になる

不安がないと不安になる

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人間って、不思議な生き物ですよね。


悩みがあるときは、


「早くこの問題から解放されたい」


「何も考えずに、穏やかに暮らしたい」


そう願っているのに、いざ問題が解決すると、
今度は別のことが気になり始める。



たとえば、人間関係。

誰かとの付き合いに疲れて、

「もう誰にも振り回されたくない」

「ひとりで自由に過ごしたい」

そう思って距離を置いてみる。



最初は、とても快適なんです。



誰にも気を遣わず、

自分の好きなように時間を使える。

「ああ、なんて自由なんだろう」



ところが、しばらくすると……。



今度は、その静けさが気になり始める。

「誰からも連絡が来ないな」

「このままずっとひとりなのかな」

あれほど欲しかった自由なのに、
今度は人恋しくなってしまう。

おかしな話ですよね(笑)


でも、これって人間関係だけでは
ないと思うんです。


忙しければ、休みたい。


暇になれば、何かしたい。


何かを手に入れた瞬間は嬉しいのに、
しばらくすると、その喜びにも慣れてしまう。

そして、また次の「足りないもの」を
探し始める。


もしかすると私たちは、

幸せを探しているつもりで、

問題を探しているのかもしれません。



考えてみれば、悩みがあるときは、
その悩みを解決することが
目標になります。


何をどうすればいいのか。


どうすれば今の状況から抜け出せるのか。


頭の中は、そのことでいっぱい。


ところが、問題がなくなると、
今度は何を目指せばいいのか
わからなくなる。


そして、心にぽっかり空いた余白を
埋めるように、

また別の問題を探し始める。


不安をなくしたいはずなのに、

不安がなくなると落ち着かない。



もしかすると、

私たちは不安そのものよりも、
何も考えなくていい状態に
慣れていないのかもしれません。

いつも何かを心配している。

いつも何かを解決しようとしている。

そんな毎日が当たり前になると、
悩んでいる状態のほうが、
むしろ居心地よく感じられる
こともあるのでしょう。


なんとも矛盾した心理ですよね。


でも、ここで一つ考えてみたいんです。

今、あなたが抱えているその不安は、
本当に目の前で起きている問題でしょうか?


それとも、

まだ起きてもいない未来を
心配しているのでしょうか?

もちろん、現実に解決が
必要な問題もあります。

でも、すべての不安に
答えを出そうとしなくても
いいんですよね。


寂しい日があってもいい。


退屈な日があってもいい。


昨日は自由が嬉しかったのに、
今日は誰かと話したい。


そんな自分だって、
別に矛盾していていいんです。


ただ、その気持ちが生まれるたびに、

「この状況を何とかしなければ」

と、新しい問題に仕立てなくても
いいのかもしれません。


寂しければ、誰かとおしゃべりする。


ひとりでいたければ、
静かな時間を楽しむ。


それだけのことでいいんですよね。


何も起きていない時間は、
何かが足りない時間ではありません。


平穏な日常を退屈と感じるのか、
それとも幸せと感じるのか。


それは、私たちの
意識の向け方によっても
変わってくるのでしょう。


幸せとは、

すべての問題を解決した先に

あるものではなく、

「今のままでも、悪くないな」


そう思える瞬間にも
あるのかもしれませんね。🍀

今日も素敵な1日を🎶


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