心の声を、置き去りにしないために

心の声を、置き去りにしないために

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本当は疲れているのに、
「全然平気だよ」と答える。

本当は気が進まないのに、
「楽しみ!」と返してしまう。

「何が食べたい?」と聞かれても、
反射的に「なんでもいいよ」と言う。

そんなふうに、
口から出る言葉と心の中の思いが、
少しずつ離れてしまうことはありませんか?

それは、あなたが嘘つきだからではありません。


場の空気を悪くしたくなかった。

相手を困らせたくなかった。

嫌われないように、
自分なりに関係を守ってきた。


きっと、その時のあなたに必要だった、
優しさや知恵でもあったのだと思います。

ただ、その小さなズレが毎日続くと、
自分の気持ちだけが、いつも不採用になります。


「私は疲れている。」

「本当は行きたくない。」

「今日は一人でいたい。」

心の中ではちゃんと声が聞こえているのに、

口に出すたび、

反対の答えで上書きしてしまう。


すると、誰かといる時だけではなく、

一人になった時まで、

自分が何を望んでいるのか
分からなくなることがあります。


だからといって、
思ったことを全部そのまま
言わなくても大丈夫です。

正直でいることと、
相手に感情をぶつけることは違います。

「大丈夫」を、
「今日は少し余裕がない。」に変えてみる。

「なんでもいい」を、
「温かいものが食べたい。」にしてみる。

「行けるよ」を、
「今回は休ませてね。」と言ってみる。

本音を100%さらけ出さなくてもいいんです。

口に出す言葉を、

心の方へほんの少し近づけてみる。


それだけで、
自分の中に置き去りになっていた思いが、
「やっと気づいてもらえた。」
そんなふうに、少し安心することが
あるかもしれません。

最初は、
わがままに感じるかもしれません。

相手の顔色が気になる日もあるでしょう。

それでも、自分の気持ちを
毎回裏切らないことは、
少しずつ自分の味方になっていく
練習なのだと思います。


無理をしなくても大丈夫。

今日、ひとつだけでも、

心と口が同じ方向を向く言葉を選べたら、

それだけで十分です。


もし今、
「自分でも本音が分からない。」
そんな気持ちになっていたら、
まとまっていない言葉のままで大丈夫です。

心の中にあるものを、
一緒にゆっくり見つけていきましょう。


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