私のサービスでは、まず最初にカウンセリングを行っています。
そこで、サービスを検討されている方に、「事前のカウンセリングではどんなことを聞かれるの?」、すでに利用されたことがある方には、「この前のカウンセリングでは何故あんなことを聞かれたの?」といった疑問にお応えできるよう、今回は私の行っているカウンセリングについてご紹介します。
私のカウンセリングでは、ご相談内容をお聞きした中で【特に重要と思われる出来事】について、その時の様子などを深掘りする形でお伺いします。
ここで、みなさまができるだけイメージを持ちやすいよう、過去の依頼者様の承諾を得て、実話をもとにカウンセリングの様子をお話していきます。
ある日、30代の女性(女性Aさん)からご依頼をいただきました。その内容は、同じ職場で働く同世代の男性(男性Bさん)に好意を抱き、その関係進展のための恋愛相談でした。
女性Aさんと男性Bさんは同じ職場の社員ではあるのですが、部署が異なるため、これまで通路などで見かけることはあっても直接かかわることはありませんでした。しかし、先月たまたま業務上の接点が生じ、日を分けて3回ほど男性Bさんと話をする機会がありました。そこで女性Aさんは男性Bさんに好意を抱いたようです。
この直接話をした3回の機会は、女性Aさんが男性Bさんに好意を持ったきっかけとなったものでもあるため、今後の見通しを見ていくためにも特に重要な出来事といえます。そこでカウンセリングにおいて、その時の様子について詳しくお伺いしました。
「Bさんとお話しした日の出来事について、覚えている範囲で構いませんので、そのときの雰囲気や感じたことなどを教えてください。」
そうすると、女性Aさんはその時の様子を細かくお話ししてくださいました。そして、計3回のお話しをする機会を通じて、男性Bさんに自分のことを知って(認識して)もらえたことを大変喜ばれていました。
このようなお話を聞いてカウンセリングを終えました。
そして、次に私は霊視を用いて、お二人が話をしたその時の様子を見ていくことにしました。そうすると、次のようなことを感じ取ることができました。
たしかに、女性Aさんと男性Bさんが話をしていた状況が伺え、その細やかな背景もカウンセリングでお聞きしたことと一致します。
ところが、そこで肝心なことが判明します。
“男性Bさんは、女性Aさんのことを認識していない。”
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ここでふと、疑問に感じる人もおられるかもしれません。
そもそも、
「あとで霊視で分かることなら、わざわざ本人から聞く必要はないのでは?」
もしくは、
「本人から聞いて分かったのであれば、それをまた霊視で確認する必要はないのでは?」
カウンセリングで本人から聴取したことを改めて霊視で確認することについて、たしかに一見すると二度手間とも思えます。
しかし、それにはしっかりとした合理的な理由が存在します。
そのことについて、先ほどの話に戻って説明を続けます。
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私は、女性Aさんに職場内の様子についてもう少しお伺いをしました。
女性Aさんは、国民の誰もが知っている有名なお菓子メーカーの工場で、その製造部門で働いています。就業中は白い作業着と長靴に手袋、そして耳まで覆う帽子を目元まで深く被って作業にあたっています。異物混入を防ぐため、名札やネームストラップなどはなく、個人の管理は作業着の袖に縫い込まれたICチップで行われているようです。
作業員の方々は全員がこのような同じ格好で働いています。それを聞くと、目元がわずかに露出しただけの統一した作業服で働かれていれば、その中での人の識別は困難なようにも思います。ですが、女性Aさんいわく、慣れれば目元だけ、もしくは目元を見ずともその体型や歩き方、ちょっとした動作の癖などで誰であるかを識別することはできるとのことでした。実際に工場内では、個人に担当や役割が割り当てられていて、それぞれお互いに認識しながら連携して作業が行われているようです。
一方で男性Bさんはといいますと、製造部門ではなく、普段は作業場の上の階にある事務所で勤務する広報担当者のようです。そして、近く地元小学生を招いた工場見学のイベントが予定されているようで、その事前準備として男性Bさんが女性Aさんの働く作業場に現れて、現場で働く方々の声を聞くという形でお二人の話をする機会が実現したようでした。
このことを聞いて、私はこれまでの状況を正確に理解することができました。
女性Aさんは、ご自身の慣れた環境において男性Bさんと3回も会話できたことで、当然にその認知も得られたと感じておられました。しかし、男性Bさんにとっては、慣れていない者には個人の識別が困難という特殊な環境下における会話であったため、その相手が誰であったのか、そもそも3回の会話が同一人物だったのか、その十分な認識がありませんでした。
そこに、ご本人のお話と霊視による事情のズレの原因がありました。
実は、相談者様からのお話と霊視により確認できる事情が異なることは、相談を続けているとよく見受けられることです。体感としては、3回に1回くらいの頻度でそのような状況が起こります。これは、相談者様が嘘をついているというものではなく、そのほとんどが”認識の違い”によるものです。
今回の事案についても、お二人の置かれていた特殊な環境を背景とした認識の違いによるものでした。
このように、ご本人からのお話と霊視による確認を行ったことで分かったことは、
「お互いに認知がある。」でも、
「お互いに認知がない。」でもなく、
『女性Aさんは認知があると理解しているが、男性Bさんはその認識をしていない。』
これが現状の“正確な把握”ということになります。
ここにカウンセリングで本人から聴取したことを改めて霊視で確認することについての意義があります。どちらか一方だけでなく、両方を行なうことで、現状をより正確に把握することができるのです。
問題解決のためには、まずは現状を正確に把握することが大切です。そのような精度の高い現状の理解があれば、その解決のためのより効果的な解決策を選ぶことができるようになります。
私はこのような理由と考えから、カウンセリングでは【特に重要と思われる出来事】について、詳しくお話をお伺いしております。
今回はそんな私のカウンセリングについて、実話を交えてご紹介させていただきました。
上杉浄寂