気になる症状があるとき、検診を待つ前に整理したいこと

気になる症状があるとき、検診を待つ前に整理したいこと

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「予約している検診まで待ってもいいのかな」「去年は異常なしだったから大丈夫かな」。気になる症状があっても、受診するほどなのか迷うことがあります。

ここで大切なのは、検診と診療を分けて考えることです。

【今わかっていること】
今、気になる症状があるということです。

【まだわからないこと】
その症状の原因です。症状があるからといって、がんと決まったわけではありません。がん以外の病気が原因のこともあります。原因を確認するために必要なのが、検診ではなく医療機関での診療です。

がん検診は、症状のない人を対象に、特定のがんによる死亡を減らすために行われます。国立がん研究センターは、胃の痛みや不快感、血便、長引くせき、乳房のしこり、月経以外の出血など、気になる症状がある人は検診を待たず、医療機関を受診するよう案内しています。これは症状の例で、一覧にない症状なら放置してよいという意味ではありません。

【前回の結果が「異常なし」でも】
がん検診には、実際にはがんがあっても「精密検査不要」と判定される偽陰性があります。検診は対象となるがんが限られ、がん以外の病気を調べるものでもありません。

「異常なしだった」は大切な情報ですが、今ある症状の原因まで否定する結果ではありません。検診後に症状が現れた場合も、次の検診まで待たず受診してください。

【電話の前に、3つだけメモする】
1. どんな症状か
2. いつから続いているか
3. 強くなった、回数が増えたなどの変化があるか

診療科が分からなければ、医療機関へ電話して「この症状はどこに相談すればよいですか」と聞いて構いません。過去の検診結果が手元にあれば、受診時に持参します。

検査には身体的な負担があり、結果を待つ不安が生じることもあります。検査の目的、負担、結果が分かる時期は、医師や医療スタッフへ確認できます。個別の診断や検査の選択は、症状を確認した医師と相談して決めます。

今日の次の一歩は、病名を自分で決めることではありません。症状を短くメモして、受診先へ連絡することです。

症状がある=がん、ではない。でも、検診を待たずに原因を確かめる。この二つを分けて考えてみてください。

【参考情報】
・国立がん研究センター がん情報サービス「がん検診について」
・厚生労働省 健康日本21アクション支援システム「健診と検診」
・厚生労働省「がん検診のメリット・デメリットを知っていますか?」

(2026年9月14日確認)
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